六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

本の記録(2019-05)

ブクログはまとめの作り方が分かりにくい。
先月は偶然まとめのページを探し出せたけど,今日はいくら頑張っても探し出せない。
時間がもったいないので,サクッと探し出せる読書メーターから。
読書メーターは感想&メモが250字なのでブクログの抜粋なのだが…。


『武蔵野樹林』はかなり専門的な雑誌で時間と頭を使うので,他は気分転換にコミックとかラノベを読みまくってしまった。『武蔵野樹林』は勉強になるけどサヨク的で萎える><


5月の読書メーター
読んだ本の数:20
読んだページ数:2988
ナイス数:42

やがて君になる 佐伯沙弥香について (電撃文庫)やがて君になる 佐伯沙弥香について (電撃文庫)感想
沙弥香の小学校時代と中学校時代。優秀で冷静で理屈っぽくて負けず嫌いで自分を律することができて,だけど秘めた情熱をもって誠実である彼女が燈子と出会うまで。本編のイメージを損なうこと無く補完する作品。たぶん燈子以上に優秀な彼女が今の彼女になるまでのこと。
読了日:05月08日 著者:入間 人間
やがて君になる(7) (電撃コミックスNEXT)やがて君になる(7) (電撃コミックスNEXT)感想
やがて君になる 佐伯沙弥香について』を読んだ直後に読むにふさわしい巻。沙弥香はすごい。やっぱり実は燈子より頭いいなって思う。修学旅行編で一緒に行動していた彼女らのクラスメイト,みどり&愛果。けっこう良い子たち。こんな魅力的なクラスメイトと仲良しだったんだなと思った。
次巻8巻で最終回だそうだ。たぶん侑と燈子の回になるのだろう。ひそかに?堂島君と朱里の恋愛が進行中?
読了日:05月08日 著者:仲谷 鳰
武蔵野樹林 vol.2 2019春 (ウォーカームック)武蔵野樹林 vol.2 2019春 (ウォーカームック)感想
武蔵野を中心軸に縄文時代について広く興味を抱くことができた。今まで持っていた知識は古く,歴史もどんどん研究と理解が進んで認識が変わっている。全体的に創刊号より難しく面白かったかもしれない。こうして色々な方角から武蔵野に向かって行く雑誌なのだと思った。
エス赤毛のアンの祈りのエッセイ,武蔵野に関係ないじゃんと思うけどちょっと興味深かった。
読了日:05月20日 著者:
長閑の庭(1) (Kissコミックス)長閑の庭(1) (Kissコミックス)感想
ドイツ文学を専攻する大学院生の女性,朝比奈元子。黒い服を着ていることが多い地味な彼女はシュバルツ(黒)さんという渾名で呼ばれている。そして,64歳の大学教授に惹かれている。同じ研究室の助手の田中,彼女と同じ院生?の樹里ちゃん4人が1巻の主なメンバーで,4人の関係が少しずつ明らかになっていく。美しい絵柄と人の気持ちの機微を丁寧に描く物語運び。続きが気になる
読了日:05月21日 著者:アキヤマ香
長閑の庭(2) (Kissコミックス)長閑の庭(2) (Kissコミックス)感想
登場人物達の心の向きがはっきりする巻。夏合宿を経て人は一面だけを見てはいけないと思う元子。2年前の田中の視点をまじえながら,ゆっくりと人間関係の変化が描かれる。田中さんは34歳ですって。
読了日:05月21日 著者:アキヤマ香
長閑の庭(3) (Kissコミックス)長閑の庭(3) (Kissコミックス)感想
「嗜好」と「師弟愛」という言葉に動揺する元子の前に現れた朝霧と田中。田中の課外授業。田中と教授とファウスト。樹里ちゃんとトークアプリで繋がって…。元子の決心は恋の証明? 次巻も楽しみ。
読了日:05月22日 著者:アキヤマ香
長閑の庭(4) (Kissコミックス)長閑の庭(4) (Kissコミックス)感想
樹里ちゃんに背中を押される形で一歩踏み出した元子さん。しかし恋とは何なのか,触れあいは恋なのか悩む。「女の子っぽい」ことは自分らしくないと避けてきた彼女は,自分を肯定することを恐る恐る考え進み始める。「所帯じみていると幻滅しただろう」と言ってドヤ顔な教授が可愛かった。
読了日:05月23日 著者:アキヤマ香
長閑の庭(5) (Kissコミックス)長閑の庭(5) (Kissコミックス)感想
翻訳の仕事を手伝えることになった元子。ファウストになりたくないと思う教授。幸せなはずなのにどこかそうではなさそうな田中と樹里。バイトのお礼。「検証」なんて堅苦しい言葉を使うところがこの二人らしくて好きだ。
金欠田中お手製弁当が美味しそうだった。もやしとツナをツナの油を使って炒めるようだ。
読了日:05月23日 著者:アキヤマ香
長閑の庭(6) (Kissコミックス)長閑の庭(6) (Kissコミックス)感想
各々が自分の心に向かい合う巻。誠実な元子の性格は美しいと思う。「この奇跡を大切にします」とまっすぐに言える彼女は美しい。
ただ,人生の中で幸せが同じ形で続いていくことはない。次巻が最終刊のようで,どういう結末を見るのかドキドキしながら読む。
読了日:05月23日 著者:アキヤマ香
長閑の庭(7) (Kissコミックス)長閑の庭(7) (Kissコミックス)感想
予想していた結末,涙無しで読めない最終巻。
だけど潔い教授とまえを向いて何とかして歩いて行こうと頑張る純真なジュバルツ元子,優しくて情熱的な田中さん。きっちりと幸せを掴んだ樹里ちゃん。素晴らしい最終巻だった。久しぶりに何度も読み返したくなる恋愛コミックを読んだ気がする。
読了日:05月23日 著者:アキヤマ香
アルテ 1巻アルテ 1巻感想
16世紀のフィレンツェを舞台に貧乏貴族の娘アルテ16歳が家を飛び出し画家を目指す物語。元気で素直で前向きで,とても負けず嫌いな彼女が,女は男の庇護の元で生きるのが当然の時代に自分で自分の人生を切り開いていくところは爽快だ。だが16歳,知らないことがいっぱい。恋すら知らない。物語は始まったばかりで先が楽しみだ。
読了日:05月24日 著者:大久保圭
アルテ 2巻アルテ 2巻感想
 男性中心の社会で恋に溺れた女性は落ちていくしかないことを知ったアルテ。街のパン職人やお針子さんなどと知り合い,恋の病を乗り越えていく。
 1巻の最初の方でアルテを助けようとして断られショックを受けていたアンジェロ少年は,アルテと再会し,守られるだけの存在ではない女性がいることを意識し始める。
読了日:05月27日 著者:大久保圭
アルテ 3巻アルテ 3巻感想
レオと「腐れ縁」というウベルティーノに値段の交渉に行ったのがきっかけで,レオの子供時代のことを知ったアルテ。
「負けん気が強い」彼らは似たもの同士なのだった。
不況で厳しくなったフィレンツェの工房の同業組合の中で,
女であるアルテが問題になってくる。本来ならやっかみを受けたりしそうな立場のアルテだが,そんな彼女の実直さを見ると周囲もだんだん文句が言えなくなっていくようだ。アルジェロはアルテが気になって仕方がないようだが?
ヴェネツィアからやってきたユーリ・ファリエル。次巻ではこの人が絡んでくるのだろう。
読了日:05月27日 著者:大久保圭
アルテ 4巻アルテ 4巻感想
案の定ファリエルに気に入られたアルテ。しかし「女で貴族出身」と言われ,ひっかかる。そんなところに現れたレオの親方の娘であるルザンナ。アルテの運命が転がり始める。
レオからの餞別を胸にヴェネツィアへ旅立ったアルテ。
おそらく次巻は家庭教師をするファリエル家の令嬢カタリーナを相手に奮闘するアルテなのだろう。
読了日:05月27日 著者:大久保圭
アルテ 5巻アルテ 5巻感想
ヴェネツィアに到着。様々な人種が入り乱れる水の街で,
ユーリ・ファリエルの姉,ソフィアの家に住み込み新生活が始まる。女中のダフネはキリッとしていてどこか品があり頭も良い。謎がありそうだ。娘のカタリーナは家庭教師の時間は寝てばかり。本当は悪い子なんかではないのだが,貴族の娘として長い間遠くに預けられて育ったカタリーナには貴族の世俗的な慣習から遠く離れた深い事情がありそうだ。アルテは少しずつカタリーナを知っていく。
読了日:05月27日 著者:大久保圭
アルテ 6巻アルテ 6巻感想
カタリーナの誕生物語。乳母のボーナ,ボーナの息子のジモとの幸せな別荘地での生活。ファリエル家に戻ってからの家族のふりをする生活。それらを知って何ができるかを考えあぐねるアルテだが,考えるより発作的な行動が彼女の道を開く。
読了日:05月28日 著者:大久保圭
アルテ 7巻アルテ 7巻感想
賭けに一人勝ちしたダフネのお金の使い道と,ダフネがファリエル家で働くようになるまでのこと。「女で画家なんです」とにっこり笑えるようになったアルテ。カタリーナとソフィアとユーリのこと。
カタリーナを連れての工房見学。カタリーナは感性が豊かで賢く鋭い。アルテにも負けないしっかりした意志をもって生きているようだ。アルテもカタリーナに助けられ成長する。
画家は肖像画を描くときのアクセサリーや服なども自分でデザインするかr,高い教養があることが随分な強みになるようだ。
読了日:05月29日 著者:大久保圭
アルテ 8巻アルテ 8巻感想
謝肉祭が終わった頃にフィレンツェへ帰ったアルテは,肖像画の仕事を受けるようになり,宗教画も描ける画家になるため本を読み勉強を続ける。そして画家として成功するとはどういうことかと考え始める。
毅然として友を見送るカタリーナが素敵だった。
読了日:05月29日 著者:大久保圭
アルテ 9巻アルテ 9巻感想
レオさんも師匠に並び越えるために努力をしている。ダーチャもアルジェロも努力している。
アルテには大きな依頼が。
読了日:05月29日 著者:大久保圭
アルテ 10巻アルテ 10巻感想
イレーネを満足させる絵を描くために悩むアルテの巻。
読了日:05月29日 著者:大久保圭

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