六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

本の記録(2021-07)

 積ん読コミック消化月間。
 『てるみな』は超絶お気に入りシリーズなので新しいのが出るたびに読み返す。
 『進撃の巨人』は完結を機会に20巻から読み直した。
 『小林さんちのメイドラゴン』はアニメ2期が始まったのを機会に1期を見直して面白かったので原作を調べたところ,原作は種族間の軋轢などでだんだんシリアス展開ということで興味を感じて読み始めたところ。
 
 
7月の読書メーター
読んだ本の数:25
読んだページ数:4078

てるみな 2 (楽園コミックス)てるみな 2 (楽園コミックス)感想
 行商列車に乗る千葉のおばあちゃんたち。衛星になった町田市。ゆりかもめならぬゆりくらげ列車。冥土のような地下深いメイドさんがいた時代の秋葉原。相変わらずのちょっと不思議でちょっと怖い鉄道と街の物語と,線路を引くことを考える話や駅ナカの発展や盲腸線さまざま等の鉄ちゃんネタ。著者とおぼしき眼鏡のお兄さんも相変わらず登場。
読了日:07月10日 著者:kashmir
てるみな 3てるみな 3感想
 4巻を読む前に再読。
 相変わらずぶっとんでいて,おどろおどろしく,その中で淡々と旅する猫耳少女は最高にシュールである。今は無き旧山頂をめざす箱根登山鉄道に,鯉が降ってくる多摩多摩線多摩動物園の行き帰り異なる交通機関を使った場合のこと。お使いにいった銚子の街の醤油工場に新駅だらけの山手線。年末のアメ横上野駅の模型。物語だけでも十分にシュールだが,絵の背景として描かれたポスターや看板の文字を読んでいくと一々異常な世界に浸れることも相変わらず。
読了日:07月14日 著者:kashmir
てるみな 4 (楽園コミックス)てるみな 4 (楽園コミックス)感想
 3年ぶりの新刊。変わらぬ不思議な世界と,心なしか大人っぽくなったミナちゃん。
 パイプ萌えに花火と鰻の怖い話に渋谷の底を這い回る怪物と巫女さん。渋谷と亀戸線地盤沈下。腸のトンネル。廃線路に生える植物ハイセンジュ。電車を使う新鳩レースに異次元のきさらぎ駅,ウイルス蔓延と寒天の話,そして会社に行きたくないお姉さんと東武東上線の話。
読了日:07月17日 著者:kashmir
進撃の巨人(20) (週刊少年マガジンコミックス)進撃の巨人(20) (週刊少年マガジンコミックス)感想
 最終巻を読むために20巻から再読。
 シガンシナ区にて鎧ライナーと超大型ベルトルト,外にいる獣の巨人との対決場面。アルミンの決意とエルヴィンの決意。
読了日:07月18日 著者:諫山創
進撃の巨人(21) (週刊少年マガジンコミックス)進撃の巨人(21) (週刊少年マガジンコミックス)感想
 最終巻を読むために20巻から再読。
 ジークとエレンの邂逅。アルミンとエルヴィン,リヴァイの選択。地下室とグリシャの過去。マーレでの「七つの巨人」の器にたる「マーレの戦士」募集の始まりの物語。
読了日:07月19日 著者:諫山創
進撃の巨人(22) (週刊少年マガジンコミックス)進撃の巨人(22) (週刊少年マガジンコミックス)感想
 グリシャの過去後編。エレン・クルーガー(フクロウ)と「進撃の巨人」の物語と明らかになった13年の「ユミルの呪い」。空間を超越した「道」でつながらうユミルの民。
 「進撃の巨人」はいついかなる時代においても自由を求めて進み続け,自由のために戦った巨人なのだった。
 ユミルの手紙とヒストリア。地下室の3冊と145代目フリッツ王,そして明らかになる「不戦の契り」。
 一度目の超大型巨人の襲来から6年,ウォール・マリア内の巨人は掃討され住民の入植が許可され,調査兵団は海に辿り着く。
読了日:07月19日 著者:諫山創
進撃の巨人(23) (週刊少年マガジンコミックス)進撃の巨人(23) (週刊少年マガジンコミックス)感想
 最終巻を読むために20巻から再読。
 物語の舞台はマーレ軍エルディア人戦士隊に移る。「驚異の子」と呼ばれるジークは戦士長,パラディ島潜入からの唯一の帰還者ライナーが副長を務め,「車力の巨人」ピークと,一度ユミルに奪われた「顎の巨人」を継承したポルコ・ガリアードがいる。また次期戦士候補生として,獣の巨人継承が決まっているコルト・グライス,その弟のファルコ,ライナーの従妹で鎧の継承者を目指すガビなどがいて,彼らの背景が描かれる。
読了日:07月19日 著者:諫山創
進撃の巨人(24) (週刊少年マガジンコミックス)進撃の巨人(24) (週刊少年マガジンコミックス)感想
 最終巻発売につき20巻から再読。巨人の時代は終わろうとしており,エルディア人は「人権の定義に当てはめる必要はない」と世界から敵視されはじめている。
 ライナーが思い出すのは,選ばれてマルセル・ベルトルト・アニと共に島へ向かったときのこと。マルセルと顎を失い,3人で任務を遂行するために壁の中であがいていた。ファルコとガビを想いライナーは現状に思いとどまる。
 一方,人の良いファルコはクルーガーと名乗る男と親しくなり,陰謀に巻き込まれてしまう。
 タイバー家と戦鎚の巨人,4年ぶりのエレンとライナー。
読了日:07月19日 著者:諫山創
進撃の巨人(26) (週刊少年マガジンコミックス)進撃の巨人(26) (週刊少年マガジンコミックス)感想
 最終巻に向けて20巻から再読。
 マーレでの戦い。アッカーマンに苦戦する顎と車力。迫真の演技で殺されたふりをするジーク。港を制圧するアルミンと迎えに行く飛行船。怒り狂うガビ。だがファルコは「海の外も壁の中も同じなんだ」とライナーに語るエレンの言葉を思い出す。
 マーレの船団がパラディ島にやってきて,イェレナやオニャンポコンなど反マーレ派義勇兵たちと調査兵団の面々が出会った時のこと。ニコロの料理を始めて食べた日のサシャのこと。一人でアニに話しかけるアルミン。
読了日:07月19日 著者:諫山創
進撃の巨人(25) (週刊少年マガジンコミックス)進撃の巨人(25) (週刊少年マガジンコミックス)感想
 最終巻に向けて20巻から再読。
 再会したエレンとライナー,戸惑うファルコ。
 勇敢に演説を始めるタイバー公,挨拶だけでさっさと会場を去るキヨミ・アズマビト。連れ出される戦士隊。パラディ島のフリッツ王の「不戦の契り」のこと。平和への反逆者はパラディ島の王ではなくエレン・イェーガーであること。
 機を待って巨人化するエレン。混乱の中,ガビとファルコの同期は命を落とす。エレンの計画に従わざるを得ない調査兵団は手際よく任務をこなす。
読了日:07月20日 著者:諫山創
進撃の巨人(27) (週刊少年マガジンコミックス)進撃の巨人(27) (週刊少年マガジンコミックス)感想
 アズマビト家がパラディ島を訪れミカサの祖先のことが明らかに。またフロックたち新兵とイェレナ,エレンの繋がりが疑われはじめ,ヒストリアは懐妊,ジークとリヴァイは森の中へ。 ファルコとガビは脱走,カヤに見つけられブラウス牧場に身を寄せる。 フロック達が流した情報で人々はエレンの解放を求めて兵団支部に押し寄せる。ミカサとアルミンはザックレー総統を訪れエレンとの面会を申し入れるが断られ,エレンがジークに操られていると考えられていることを告げられる。そして直後にザックレー総統は暗殺され,エレンは脱走。
読了日:07月20日 著者:諫山創
進撃の巨人(28) (週刊少年マガジンコミックス)進撃の巨人(28) (週刊少年マガジンコミックス)感想
 イェーガー派がこぞって脱獄&離反,ピクシス指令は不問の決断をし,ハンジはジークやイェレナが仕掛けた「保険」の調査を始める。一方ニコロのレストランではブラウス夫妻と子供達が食事。そこへハンジや104期の面々。ワインのことやジークの脊髄液のことが明らかになっていく。そしてエレンとフロック達もやってくる。エレンとミカサとアルミンの話し合いは,巨人の記憶にアッカーマンの記憶の話で悲しい結果に。シャーディス教官は粛清,ジークとリヴァイの最後の?戦い。ジークの眼鏡と先代「獣」トム・クサヴァーのこと。そしてリヴァイは?
読了日:07月20日 著者:諫山創
進撃の巨人(29) (週刊少年マガジンコミックス)進撃の巨人(29) (週刊少年マガジンコミックス)感想
 死にゆくジークの記憶の物語。トム・クサヴァーの研究で明らかになった「不戦の契り」を打ち破る方法。異母弟の存在を知った時のこと。エレンと密会した時のこと。死にゆくはずだったジークの前に現れた少女と巨人,そして「道」。
 閉じ込められている第104期。「奴が正気だとしたら何の意味もなくそんなことするとは思えない」と言えるジャンは冷静で頭が切れる。
 忍び込むマーレの戦士たち。シガンシナ区は巨人と巨人が戦う戦場に。ガビは悪魔なんていなかったことに気づく。
読了日:07月21日 著者:諫山創
進撃の巨人(30)特装版 (週刊少年マガジンコミックス)進撃の巨人(30)特装版 (週刊少年マガジンコミックス)感想
 最終巻に向けての再読。ファルコを助けようと必死なコルト。だが間に合わず。ファルコはポルコの顎を受け継ぐことで生きながらえ,エレンはガビの凶弾に? そして始祖ユミルがいる道の先で,ジークとエレン,エレンとグリシャの過去の物語。エレン・クルーガーがかつてアルミンやミカサの名を出し「誰の記憶だろう」と言った謎がわかる。ミカサやアルミンを知るグリシャは勿論それに気づいていたのだ。ユミルが叶えるのはジークとエレンどちらの願いなのか。
 本編のあとに特装版の短編集。雨宿りの情景,"はじめて"のはなし。
読了日:07月22日 著者:諫山創
進撃の巨人(31) (週刊少年マガジンコミックス)進撃の巨人(31) (週刊少年マガジンコミックス)感想
 エレンがミカサたちのもとを去って行った日のこと。
 そして地ならしの発動。エレンは始祖の巨人の力でユミルの民に語りかける。シャーディス教官の活躍。ファルコを母に喰わせようとするコニー,助けようとするガビ。アルミンの判断力は健在だ。目覚めたアニ。
 イェーガー派の天下の中,ハンジはマガト元帥とピークに話を持ちかける。
読了日:07月22日 著者:諫山創
進撃の巨人(32) (週刊少年マガジンコミックス)進撃の巨人(32) (週刊少年マガジンコミックス)感想
 ハンジ,リヴァイ,ミカサ,アルミン,ジャン,コニー,オニャンコポン,アニ,ライナー,ファルコ,ガビ,ピーク,マガト。かつて殺し合った者達が協力し,終末に立ち向かう。アズマビトを救出し飛行船を手に入れ,海へ漕ぎ出す。また多くの血が流れる。キース・しゃーディスとテオ・マガトは想いを一つに名乗り合う。
読了日:07月22日 著者:諫山創
進撃の巨人(33) (週刊少年マガジンコミックス)進撃の巨人(33) (週刊少年マガジンコミックス)感想
 地鳴らしで潰されていく人々。船の上ではからずも静かな時間を過ごすアルミンとアニ。フロックの最後の執念,最高に格好つけたいハンジ。潰えた願い。
 調査兵団団長アルミンの最初の決断が実行された。一方ファルコも何か考えついている。
読了日:07月22日 著者:諫山創
進撃の巨人(34) (週刊少年マガジンコミックス)進撃の巨人(34) (週刊少年マガジンコミックス)感想
 アルミンが思い出したのは「何も捨てることができない人には何も変えることはできないだろう」という言葉。エルヴィンの顔。
 アルミンとジークの邂逅と,繋がったユミルの民の道。ミカサとアルミン,エレンの3人には各々大切な役割があったのだった。
読了日:07月22日 著者:諫山創
小林さんちのメイドラゴン : 1 (アクションコミックス)小林さんちのメイドラゴン : 1 (アクションコミックス)感想
 アニメの2期を機会に1期から見直してみたところ,原作も読んでみたくなったので。
小林さんとトール以外に,滝谷さん,カンナ,ルコアさん,ファフニールさんが登場。ここまではほぼアニメと同じで少しアニメになかったエピソードが出てくる。原作のこの後の展開は評判が良いので楽しみだ。
読了日:07月23日 著者:クール教信者
小林さんちのメイドラゴン : 2 (アクションコミックス)小林さんちのメイドラゴン : 2 (アクションコミックス)感想
 オムライスにカンナの学校,ファフニールさんの家探し,海水浴にコミケ。季節は春から夏,冬と随分と時間が過ぎている。いつまでこうしているのかと,ふとした瞬間に考えてしまうトールのもとへ父親が現れる。
読了日:07月25日 著者:クール教信者
小林さんちのメイドラゴン : 3 (アクションコミックス)小林さんちのメイドラゴン : 3 (アクションコミックス)感想
 ドッジボールにご近所トラブル,カンナのお弁当を競う話。エルマが登場し,エルマに対抗するトール。ルコアさんと翔太君のこと。才川さんとジョージー。トールと昔出会った人間の話。そしてイルルの登場。
 アニメの1期から2期の始まりまでのエピソード。アニメで物語を知っていても面白く読める。
 あとがきはトールの一日。ほぼお母さん。
読了日:07月28日 著者:クール教信者
小林さんちのメイドラゴン : 4 (アクションコミックス)小林さんちのメイドラゴン : 4 (アクションコミックス)感想
 イルルが登場。イルルが気になる小林さんにイルルが懐くまで。
 その合間にトールと小林さんが出会った夜のこと。滝谷さんが開いた親睦会。ドラゴンから人間の姿にになるのはイデア変換らしい。カンナちゃんと授業参観。いつの間にか会社で完璧な仕事をこなしているエルマと,エルマが思う「柱」のこと。
読了日:07月29日 著者:クール教信者
進撃の巨人(31) (週刊少年マガジンコミックス)進撃の巨人(31) (週刊少年マガジンコミックス)感想
 一度目は先が気になって読み進みすぎてしまったので,最終巻だけもう一度ゆっくり読んだ。ミカサのその後。最後に出てくる少年と木は何を示唆しているのだろう。
読了日:07月29日 著者:諫山創
小林さんちのメイドラゴン : 5 (アクションコミックス)小林さんちのメイドラゴン : 5 (アクションコミックス)感想
 春が巡ってきてお花見をしたり春眠を貪ったり。たまには小林さんが病気。近所のパトロールで大活躍のトール。トールとエルマが出会った時のこと。イルル,カンナと才川と遊ぶ。ルコアさんの弱点。メイド喫茶とトール。お祭りの日の小林さんとトール。
読了日:07月30日 著者:クール教信者
小林さんちのメイドラゴン : 6 (アクションコミックス)小林さんちのメイドラゴン : 6 (アクションコミックス)感想
 腰が痛い小林さんを気遣うトールだが。遊園地。意外と子ども好きなイルルのバイトの話。小林さんとメイド服のこと。ジョージーさんのメイド服談義が半端ない。ファフニールさんと滝谷さんの関係のこと。エルマが会社を改革しようと頑張る話。トールと魔法やマナのこと。トールの特別さが際立つ。最後にトールの昔話が続く。どんな時代に生まれたか,どうやって神と戦うことになったのか,どんな時に小林さんと出会ったのか。
読了日:07月31日 著者:クール教信者

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