六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

本の記録(2021-02)

 かつて読んだ続き物の新刊が出たりで読み返しばかりしていた。
 どんな本でもそうだが,読み返すと一度目には見えなかったことが見えるので,もし時間が永遠にあるならもっと様々な本を読み返してみたいものだ。常に時間は足りないのでそうもできないのが残念。


2月の読書メーター
読んだ本の数:18
読んだページ数:2821
ナイス数:60

涼宮ハルヒの驚愕(後) 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの驚愕(後) 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫)感想

 再読。『涼宮ハルヒの分裂』から続く3部作の最終巻。α世界(ヤスミの電話)とβ世界(佐々木の電話)に分かれた世界が統合される。キョンにとっての古泉の存在がどういったものであるか今まで以上に明確になったような気がした。また国木田の存在も際立った。朝比奈みくると藤原の関係や佐々木とハルヒの意外な接点も明らかになり,この3冊は読み返すに値する巻だったと思う。終わりは随分と美しくまとまっており,読み終わったとき,おそらくこのあと続きの巻が出版されるとは思わなかったのだと思う。願わくば,佐々木とまた会えますように。

読了日:02月02日 著者:谷川 流
涼宮ハルヒの直観 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの直観 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫)感想

 『あてずっぽナンバーズ』キョンが12月28日に戻った翌日の1月3日,初詣に行った日の物語。一番ハルヒシリーズらしく楽しめた。

 『七不思議オーバータイム』2年生になった5月。ミステリ研究部の交換留学生が登場。

 『鶴屋さんの挑戦』家の用事で学校を休んでいる鶴屋さんからメールが届く。鶴屋さんのメールに従ってSOS団の皆でミステリーの謎解き。SFは好きだがミステリーには興味がない私にはひたすら冗長に思えつまらなかった。SOS団の面々に久しぶりに会いたい方やミステリー好きな方には楽しめる内容かな。

読了日:02月07日 著者:谷川 流
大砲とスタンプ(1) (モーニングコミックス)大砲とスタンプ(1) (モーニングコミックス)感想

 完結したのでもう一度最初から。

読了日:02月09日 著者:速水螺旋人
大砲とスタンプ(2) (モーニングコミックス)大砲とスタンプ(2) (モーニングコミックス)感想
 完結したので最初から読み返し。

読了日:02月09日 著者:速水螺旋人
大砲とスタンプ(3) (モーニングコミックス)大砲とスタンプ(3) (モーニングコミックス)感想

 完結したので最初から再読。

読了日:02月12日 著者:速水螺旋人
大砲とスタンプ(4) (モーニングコミックス)大砲とスタンプ(4) (モーニングコミックス)感想

 完結したので最初から再読。

読了日:02月12日 著者:速水螺旋人
大砲とスタンプ(5) (モーニングコミックス)大砲とスタンプ(5) (モーニングコミックス)感想

 完結したので最初から再読。

読了日:02月12日 著者:速水螺旋人
大砲とスタンプ(6) (モーニングコミックス)大砲とスタンプ(6) (モーニングコミックス)感想

 完結したので最初から再読。

読了日:02月13日 著者:速水螺旋人
大砲とスタンプ(7) (モーニングコミックス)大砲とスタンプ(7) (モーニングコミックス)感想

 メルテムが虐殺された事件から立ち直れないマルチナは休暇を取って故郷へ。故郷で不条理を知ったり両親と話をしたりして過ごす。軍人が一度は通らねばならない苦しみなのかもしれない。
 キリールさんは軍の新聞を楽しんで作るが…。
 ラドワンスカさんは少将に昇進し帝国参謀本部へ栄転。
 気象班補給の打ち合わせにステテコ島へ出かけるマルチナ。中尉さんはけっこう偉いので最先任になって大変なようだ。アーネチカは常に頼りになる。

読了日:02月14日 著者:速水螺旋人
大砲とスタンプ(8) (モーニングコミックス)大砲とスタンプ(8) (モーニングコミックス)感想

 「聖戦の女神像」と聖職者たち。カライブラヒム中尉とキリール,そして昇進,パレードに転属命令。いつか戦争が終わったらの物語。いよいよ最終巻に向けて動き出す感じの巻。
 「正義もまあ厄介なもんやで 人間自分が正義や思うたらどんなえげつないことでもやるもんや」スィナンもたまにはまともなことを言う。

読了日:02月14日 著者:速水螺旋人
大砲とスタンプ(9) (モーニングコミックス)大砲とスタンプ(9) (モーニングコミックス)感想

 革命が起こり,大公国は共和国と停戦し,帝国と敵対することになってしまう。アゲゾコ要塞は本国とまともに連絡をとることもできず泥沼の戦後処理が始まる。知恵を総動員して生きるために奔走するが,最前線となったアゲゾコは地獄の様相を呈し,混乱の中で多くの者が負傷し戦死していく…。
 累累と続いてゆく悲しい別れと死の場面。その中に垣間見える戦友たちの信頼関係。超大作の映画を見終わったような読後感だった。

読了日:02月15日 著者:速水螺旋人
シメジ シミュレーション 01 (MFC キューンシリーズ)シメジ シミュレーション 01 (MFC キューンシリーズ)感想

 2巻が出たので読む前にこちらを再読。2回目なのでゆっくり味わって読んだが面白かった。10話の「ゆめ」がシュールでとても良かった!

読了日:02月19日 著者:つくみず
シメジ シミュレーション 02 (MFC キューンシリーズ)シメジ シミュレーション 02 (MFC キューンシリーズ)感想

 もがみ先生髪を切る。2年生のすみだ先輩が現れる。3年生で成人のよみかわ先輩も現れる。
 持ち物許可証が必要な色々な生徒達。穴掘り部の穴から出てきた色々な物たち。一々シュールすぎる。まじめちゃんの目玉焼きは不思議な引力。お風呂では取れる?眠くなると取れる? 口絵になってるしじまの新しい帽子が可愛い。
 穴掘り部の結末?なのかわからないが,先生のドーナツの焼き物とすみだ先輩の告白?が素敵だった。小さな白いおまわりさんは何者なのだろう。

読了日:02月19日 著者:つくみず
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 21 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 21 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)感想

 石神君と子安先輩の行方。かぐや様の白銀家訪問。そして3年生の新しいクラス。
 新しい設定や新しい登場人物が多々。圭ちゃんの過去や四条眞妃の弟の帝と白銀など,どう広げていくつもりなのだろう。圭ちゃん可愛い。

読了日:02月20日 著者:赤坂アカ
ハクメイとミコチ 9巻 (HARTA COMIX)ハクメイとミコチ 9巻 (HARTA COMIX)感想

 カボチャを育てるハクメイ。土砂降りのタクシーの中で相乗りをすることになったジャダ。恋愛の話をしたいお年頃のコハル。蜂蜜荘のお祭り。熱を出した面倒くさいハクメイ。ミコチ我慢強い…。ハクメイとミコチの出会いのこと。生姜レモネード白ワイン割りが美味しそう。久しぶりに出てきた鳥の配達屋さん。大きな人たちのマキナタ。

読了日:02月23日 著者:樫木 祐人
アルテ 12巻 (ゼノンコミックス)アルテ 12巻 (ゼノンコミックス)感想

 14巻が出たので再読。

読了日:02月24日 著者:大久保圭
アルテ 13巻 (ゼノンコミックス)アルテ 13巻 (ゼノンコミックス)感想
 14巻が発売されたので13巻と14巻をまとめて読む。
 イレーネの肖像画が満足してもらえ喜ぶのも束の間,アルテはシルヴィオ卿の陰謀に巻き込まれポデスタ宮の地下牢に入れられてしまう。レオ親方とイレーネ,そしてアスセナは策を巡らす。

読了日:02月25日 著者:大久保圭
アルテ 14巻 (ゼノンコミックス)アルテ 14巻 (ゼノンコミックス)感想

 レオの弟子という立場からの旅立ちの巻。
 アルテはイレーネの宮廷画家となりフィレンツェを去りカスティリャへ向かう。放心したように落ち込んでいた彼女だが,イレーネやアスセナの心遣いで少しずつ元気になっていく。アルテとアスセナとイレーネには何かしら共通する芯があるように思う。
 旅の途中で立ち寄った町には思わぬ出会い。アルテは過去に区切りをつけてゆく。
 15巻は夏頃に発売予定とのこと。

読了日:02月25日 著者:大久保圭

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