六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

本の記録(2020-03)

 『本好きの下剋上』は第4部まで読了。第5部は最初の1巻が先日発売されたところで残りは書籍化されていないので,Web版をKindleに落として読んでいる。長すぎる。いつまで経っても読み終わらない。でも読み続けられる面白さと緻密な世界観が凄い。
 『少女終末旅行』はアンソロジーの新刊が出ていたのでまとめて読んだ。本編も読み返したいので1巻だけ読んだが,時間が無い>< つくみずさんの新作『シメジ シミュレーション』もほんとぶっ飛んでいる。そして不思議な魅力。
 『アルテ』は物語を忘れていたので読み直しつつ新刊。
 『清少納言と申します』は,『ローゼンメイデン』のPEACH-PIT著作ということで読んでみた。これもぶっ飛びすぎで面白くなるのかどうかも全く分からない感じ。清少納言って某人気スマホゲームに登場して最近話題になっていたが,パリピなイメージなのですかっ><?
 『NEW GAME!』も久々に続きをまとめて読んだ。こういう現在進行形続きものは,たまにまとめて読まないと,新刊が出る度に読んでいても忘れて気持ちが冷えるので,こういう読み方になる。まぁ相変わらず。ひふみ先輩は可愛い。
 『推しが武道館いってくれたら死ぬ』は今期冬アニメでKindleで2巻無料だったので読んでみた。時下アイドルとオタクの話。全く知らない分野だがとても面白い。このアニメ,うちの環境では見られないのだよ,残念。


3月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:1042
ナイス数:38

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員IX」 (TOブックスラノベ)本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員IX」 (TOブックスラノベ)感想
 フェルディナンドとローゼマインのエーレンフェストでの最後の時間。別れを惜しむ間もなく起こる聖典と灰色神官の事件。事件のお陰でローゼマインの側近達は,ローゼマインを守る難しさや守るための技術をフェルディナンドから教えてもらうことになる。
 後半の「別離から始まる冬の生活」は,フェルディナンドを失ったジルヴェスター,アーレンスバッハで生活を始めたユストクス,フェルディナンドとローゼマインの行動に戸惑うコルネリウス,自分の親族と領主一族の間で立場を決めかね悩むマティアスとラウレンツ,孤児院に新しい貴族の子供達を沢山受け入れるために準備を進めるヴィルマ,ルッツに憧れプランタン商会のダルアを目指すカミル。
 書き下ろし物語は,ユストクスの出立準備を手伝うリヒャルダ,ザームや神館長室の側仕えイミルと共に,ダームウェル・コルネリウス・アンゲリカの青色神官用衣装を見立てるフラン。巻末にはエーレンフェストとユルゲンシュミットの地図が付される。
 ラストの第五部へ向かう巻ということで,変わっていくローゼマインとフェルディナンドの関係や領地内や領地間での不穏な動きを感知する巻になっている。

読了日:03月03日 著者:香月美夜
少女終末旅行 公式アンソロジーコミック (MFC)少女終末旅行 公式アンソロジーコミック (MFC)感想
 大勢の作家さん達の異なるテイストでショートショートを読めるので隙間時間にほっこりするのに最適。食べ物の話が大変多かった。終末ではない時代にチトとユーリが普通に大学生活など送っていたらと想像するのは楽しくて切ない。
読了日:03月04日 著者:
少女終末旅行 公式アンソロジーコミック 2 (MFC)少女終末旅行 公式アンソロジーコミック 2 (MFC)感想
 前作がクスッと笑いたくなるような日常モノだったのに対し,本作はちょっとハートフルな感じのエピソードが多い。しかしどちらにしてもユーは食べることに貪欲なのだった。
 二人と別れたあとのカナザワが出てきたのは嬉しかった。
読了日:03月06日 著者:
シメジ シミュレーション 01 (MFC キューンシリーズ)シメジ シミュレーション 01 (MFC キューンシリーズ)感想
 面白かった。登場人物はシメジ少女しじまちゃんに,目玉焼き少女まじめちゃん。あとしじまの姉に部活の先生,よしかちゃん(?)。
 しじまとよしか(魚)が喫茶店で向かい合ってい座っている絵が最高に美しくシュールで気に入った。発想が常軌を逸していて天才的すぎるので,1ページ1ページ興味深く読んで,影響されてオシロスコープをポチる始末。
 物語的に続きはどうでも良さそうなのに続きが楽しみ。
読了日:03月09日 著者:つくみず
アルテ 11巻 (ゼノンコミックス)アルテ 11巻 (ゼノンコミックス)感想
 12巻を読む前に復習。アルテがイレーネと仲良くなるために奮闘する巻で,恋に溺れた娼婦ナンナやアルテの幼い頃の物語など。
 忘れていたが,ヴェロニカが髪を脱色する話が興味深い。白ワインの澱と上質のオリーブ油を合わせたものを髪に塗って陽に当てるのだそうだ。
読了日:03月09日 著者:大久保圭
アルテ 12巻 (ゼノンコミックス)アルテ 12巻 (ゼノンコミックス)感想
 物語はイレーネの肖像画が完成するまでで,あまり進まない。主題はアルテとイレーネの関係,アルテとレオの関係の変化。
 イレーネの過去物語を聞いて,彼女に見つめられると竦んでしまう理由を悟ったアルテは,迷いがない瞳を持った情熱的なイレーネを描く。
 イレーネはカスティリャ王国の反乱の種によって急遽帰国することになったが,シルヴィオ卿はアルテを利用しようと考える。
読了日:03月09日 著者:大久保圭
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身Ⅰ」 (TOブックスラノベ)本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身Ⅰ」 (TOブックスラノベ)感想
 貴族院3年生となり,ローゼマインは領主候補生コースを終えると精力的に文官コースもこなし,領地対抗戦で発表する研究にも着手。粛正が終わり,ローゼマインには新しい側近が増える。
 神々のご加護を受けるに当たっての祈りの必要性がますます分かってきて,ローゼマインの特殊さは際立ってくるようだ。ローゼマインと関係を持ちたがるルーフェン先生にグンドルフ先生,ローゼマインに陰湿な仕打ちを続けるフラウレルム先生。ローゼマインを心配していそうなアナスタージウス王子。否応なく王族との繋がりが増えていく感触だ。
読了日:03月15日 著者:香月美夜
清少納言と申します(1) (BE・LOVEコミックス)清少納言と申します(1) (BE・LOVEコミックス)感想
 前代未聞な突拍子もない清少納言の物語。まださわりという感じで,どんな物語が始まるのか検討もつかない。ローゼンメイデンPEACH-PIT著作なので続きを期待。
読了日:03月18日 著者:PEACH-PIT
少女終末旅行 1巻 (バンチコミックス)少女終末旅行 1巻 (バンチコミックス)感想
 カナザワと別れたところまで。
読了日:03月22日 著者:つくみず
NEW GAME! 7巻 (まんがタイムKRコミックス)NEW GAME! 7巻 (まんがタイムKRコミックス)感想
 コウさんはフランスで定時内に仕事を終わらせるべく奮闘中。冒頭で北海道へ社員旅行? はじめちゃん企画の新しいゲームを考えることがその後のメイン。りんさんや青葉のお布団が可愛い。
読了日:03月30日 著者:得能正太郎
NEW GAME! 8巻 (まんがタイムKRコミックス)NEW GAME! 8巻 (まんがタイムKRコミックス)感想
 新しいゲームのキャラコンペに成人式に卒業式,初めてのお酒。コウさんとほたるんのことなど。
巻末に人物相関図。
読了日:03月30日 著者:得能正太郎
NEW GAME! 9巻 (まんがタイムKRコミックス)NEW GAME! 9巻 (まんがタイムKRコミックス)感想
 紅葉成長物語的だったDDB編の最終章とパリのほたる&コウの最終章。
 次からはコウ×青葉の物語が見られそうで,久し振りで新鮮。
読了日:03月31日 著者:得能正太郎
推しが武道館いってくれたら死ぬ(1) (RYU COMICS)推しが武道館いってくれたら死ぬ(1) (RYU COMICS)感想
 地下アイドル(ライブアイドル)がどういったものであるか,ファン=オタク?がどういった活動をしているのかも初めて知った。
 えりぴよさんがとても変で面白い。
読了日:03月31日 著者:平尾アウリ
推しが武道館いってくれたら死ぬ(2)【電子限定特典ペーパー付き】 (RYU COMICS)推しが武道館いってくれたら死ぬ(2)【電子限定特典ペーパー付き】 (RYU COMICS)感想
 「推し」だの「レス」だの「積む」だの,2巻に入ってようやく用語を理解してきた感じ。舞菜ちゃんが不器用すぎる…。
読了日:03月31日 著者:平尾アウリ

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