突然いぬぼくを読み返したくなり，性格にいうと，多分カルタちゃんと蜻蛉に会いたくなって，10月前半はいぬぼく。
それからようやく『魔の山』を読み終わり，現在『信長の忍び』の続きを読んで，止められない止まらない状態に陥っている。高校生の頃にこの本を読んでいたら，私はもっと日本史に興味を持って色々読んだだろうにと思う。戦国大名を姫にしてしまった『織田信奈の野望』なるラノベがあるが，これも信長や主たる家臣たち可愛らしい女性になっているだけで，非常に史実に忠実で面白い。信長って魅力的なんだな。
『魔の山』は読み終わったと言っても読み返さねばならない項目が色々あるし，まとめておきたい言葉も色々あって，まだ読み終わった気分ではない。たぶん死ぬまでにもう1回か2回読み返すことになる本だと思う。
10月の読書メーター
読んだ本の数：17
読んだページ数：3394
ナイス数：40
信長の忍び 12 (ヤングアニマルコミックス)の感想
天正3年5月，長篠合戦が始まる。武田勝頼は徳川を滅ぼし父を越えるべく出陣。
合戦を左右したのは長篠城の密使，鳥居強右衛門（とりいすねえもん）。多勢の織田・徳川軍の情報を得て撤退を進言する馬場・山県・内藤らの言葉は勝頼の決意を変えさせることが出来ず，家臣たちは死を覚悟し杯を交わす。
一方，織田・徳川は，徳川家の筆頭家老，酒井忠次の策，鳶ヶ巣山砦（とびがすやまとりで）の迂回奇襲案を決行。鳶ヶ巣山砦隊は4000。
本隊でも奇襲隊でも戦いが始まる。
読了日：10月31日 著者：重野なおき
信長の忍び 11 (ヤングアニマルコミックス)の感想
しばらくぶりに続きを読んだが，序幕で復習がありすんなりと入れた。
天正3年（1574年），信長が武田家と本願寺の戦に明け暮れた年。本願寺顕如のところへ朝倉義景の娘，三位殿がやってきて息子と結婚。娘はなかなかのくせ者で本願寺を動かす。武田信玄なきあと，息子の勝頼は配下に当主として認められるために父信玄を越えるべく，信長に勝つため侵攻開始。天正2年2月，明知城攻防戦。そして5月，徳川領高天神城を攻略。信長は尾張と伊勢に囲まれた敵地，長島願証寺の攻略を決める。勝利するが多くの身内が犠牲に。
読了日：10月30日 著者：重野なおき
魔の山〈下〉 (岩波文庫)の感想
ハンス・カストルプは何故か人を結びつける力も持っており、そんな彼の周囲の人々が繰り広げる陣取りを俯瞰して眺める物語が『魔の山』なのだと思う。
最後に垣間見た彼は魔の山の彼と同一人物とは思えない状態だったが，この人間の可能性は，『服従の心理』に書かれるエージェント化のことや『夜と霧』の極限世界のことなどを思い起こさせた。
『魔の山』は何度読んでも理解に到達できないと思うが，何度でも読んでみたくなる物語でもある。まずは「雪」をもう一度読んでみたい。
読了日：10月29日 著者：トーマス・マン
バセドウ病 : 正しい治療がわかる本 (EBMシリーズ)の感想
Kindle Unlimitedで読める。
治療方法や薬の減らし方の目安などをざっと知ったり，確認したりするのに良い。
読了日：10月29日 著者：吉岡成人
かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～ 16 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)の感想
各々がクリスマスをどうやって過ごしたか。
かぐやと白銀が良い感じに過ごした裏側で，石神君がどう過ごしたか。石神君がんばれ。
読了日：10月20日 著者：赤坂アカ
妖狐×僕SS(11)完 (ガンガンコミックスJOKER)の感想
百鬼夜行のエピローグと思紋＆命の物語。蜻蛉は最後まで肉便器たち？全てに優しい。蜻蛉とカルタに会いたかったから再読したのだったと思う。ifの世界の彼らに幸せを。
読了日：10月10日 著者：藤原ここあ
妖狐×僕SS (10) (ガンガンコミックスJOKER)の感想
それぞれの実家。単独で闘う蜻蛉。
読了日：10月10日 著者：藤原 ここあ
妖狐×僕SS(9) (ガンガンコミックスJOKER)の感想
前半は前の巻からの箸休めのインタールードの続き。23年前の別ルート。
読了日：10月10日 著者：藤原 ここあ
妖狐×僕SS(8) (ガンガンコミックスJOKER)の感想
思紋と犬神命と千年桜。23年前を救うということ。
後半は箸休めのインタールード。肝試しでの蜻蛉と夏目の会話は興味深い。蜻蛉とちよたんが恋人同士になって幸せになる世界観が欲しい。
読了日：10月10日 著者：藤原 ここあ
妖狐×僕SS(7) (ガンガンコミックスJOKER)の感想
本筋とは関係なさげなメニアックな絵図がいろいろ出てくる。犬神命の片鱗が初めて垣間見える巻。
読了日：10月09日 著者：藤原 ここあ
妖狐×僕SS(6) (ガンガンコミックスJOKER)の感想
蜻蛉の分かりにくい優しさが比較的分かりやすい巻。「双熾を悼んでやらないのか」って言う蜻蛉は双熾より遙かにいい男で優しいよね。なんでりりちゃんは蜻蛉を選ばないのよといつも思ってしまう。
読了日：10月08日 著者：藤原 ここあ
妖狐×僕SS(5) (ガンガンコミックスJOKER)の感想
2周目の始まり。
「その人を その人と 定義付けるものって 何だろう」
「どの部分が合致していればその人と言える？
その人を求める人にとって一番重要視される部分がそうなのだろうか。」
読了日：10月08日 著者：藤原 ここあ
妖狐×僕SS(4) (ガンガンコミックスＪＯＫＥＲ)の感想
野ばらさんの副業のことがわかったり，2周目が始まったりする巻。
読了日：10月08日 著者：藤原 ここあ
妖狐×僕SS(いぬぼくシークレットサービス) 3 (ガンガンコミックスJOKER)
読了日：10月06日 著者：藤原 ここあ
妖狐×僕SS(いぬぼくシークレットサービス) 2 (ガンガンコミックスJOKER)の感想
御狐神に珈琲を淹れようとする凜々蝶。蜻蛉の登場と過去の文通のこと。
凜々蝶が飼っている九官鳥の名前は村井…。
読了日：10月04日 著者：藤原 ここあ
妖狐×僕SS(いぬぼくシークレットサービス) 1 (ガンガンコミックスJOKER)の感想
登場人物紹介の巻。
久しぶりに全巻通して読み返したくなった。物語を知った上で読み返すと，冒頭の「時間は重みだ」という凜々蝶の言葉が染み入る。
読了日：10月02日 著者：藤原 ここあ
はいからさんが通る 全8巻完結セット (コミックセット)の感想
数十年ぶりに本棚から引っ張り出して読んでみた。
「花の東京大ロマン」の副題にふさわしい恋愛漫画だ。中学生の頃に繰り返し読んだ本だが，少なくともその頃よりは地理歴史の知識を持っているので，物語の背景がわかったりして面白いし，当時のネタが出てくるのも面白い。クヨクヨせずに前向きに突っ走る紅緒さんの性格には，今でも学ぶ物がある気がした。
読了日：10月02日 著者：大和 和紀
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