六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

2012年9月の読書メーター

2012年9月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:818ページ
ナイス数:19ナイス

ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)感想
まったくもって実にライトだった。そして確かに筒井康隆だった。冒頭の「見られている」ですぐに『七瀬ふたたび』が頭の中に甦った。性が堂々とあっけらかんと語られることも、ブラックなところも、ライトになってなお損なわれること無く健在。だけど、軽く読み流しておしまい。ビアンカは、七瀬ほど魅力的ではなかった(と私には思われた)し、他の登場人物たちもそうだった。これの続編が出ても、それを読むくらいなら七瀬三部作をもう一度紐解く時間に費やしたいと思ったのだった。それにしてもオソロシイ女子高生たちだ。
読了日:9月21日 著者:筒井 康隆

ソードアート・オンライン〈4〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈4〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)感想
アインクラッドの物語がようやくここに終結する。著者が後書きで「長い長いエピローグ」と書いているが、まさにその通りの感想。キリトはあるべき運命をたどっていったように見えた。直葉が魅力的な女性キャラであるだけに,妹萌えではない私には余計な感情が残念かつ興ざめだったし,須郷はいくら何でも極悪人すぎないか?と思ったが,それも含め最後はどうでもよくなって消化できたと思う。
読了日:9月20日 著者:川原 礫

ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)感想
血縁が少し遠い妹が出てくるわ、アスナは無謀ぽい感じで囚われているわで興ざめかと思いきや、1巻2巻と同じく読み足の遅い私にしては驚異的なスピードで読んでしまった。相変わらずキリトさん格好良すぎ&もてすぎなのだが、まぁ文句なく面白いということだろう。
読了日:9月13日 著者:川原 礫

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