六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

妖狐×僕SS(2nd round)

随分色々見逃しながら読んだ気がして気になったので,2回目。
いぬぼくって女性キャラはみんな凄く好きなのだが,男性キャラもいい。特に反ノ塚&蜻さんが好き。とらえどころがないけど優しい残夏さんもいいね。一番好きになれないのが御狐神くんだという(^^;。
1st round


御狐神君うざいですよ…。黒髪ストレートロング萌えなので凜々蝶さま見てるだけでも幸せ(関係ないけど夕子さんも黒雪姫も好き)。カルタちゃんと渡狸も可愛くて何度読んでも和む。


カルタちゃんの「料理とは見極め見定める事にある」は名言だね。カルタちゃん出てくるとなごむ。凜々蝶との文通の過程で御狐神の感性が磨かれていくところがすごく好き。


凜々蝶の不器用な誠実さと優しさがよくわかる巻だ。幼い日のカルタちゃん&渡狸の話がいい。導かれて証明されるカルタちゃんの強さも。物事が見えてしまう夏目君はたまに辛そう。前世の渡狸のことを何か覚えていそう。蜻蛉が実はかわいい。


妖狐×僕SS(4) (ガンガンコミックスJOKER)

妖狐×僕SS(4) (ガンガンコミックスJOKER)

1回目では色々見逃していた。「今回」「次回」という言葉を。1回目はうざいだけで「出てくんな」と思っていた蜻蛉が今回はとても好き。何故このひとがカルタちゃんから好かれていたかよくわかる。犬神命は何度も繰り返してきたのだろう。カルタちゃんが凜々蝶にとってどれほどの存在だったかも今回ずっと分かった気がする。どちらにしろ辛い巻だ。
「渡狸くんは否定したけど 僕は縁もゆかりも在ると思う たとえ今だけの繋がりでも」


妖狐×僕SS(5) (ガンガンコミックスJOKER)

妖狐×僕SS(5) (ガンガンコミックスJOKER)

前回はイマイチ理解できていなかった23年後の世界が把握できた感じ。今回の凛凛蝶と御狐神の関係は歪で御狐神は前回以上にとらえどころがなく空恐ろしく感じる。


妖狐×僕SS(6) (ガンガンコミックスJOKER)

妖狐×僕SS(6) (ガンガンコミックスJOKER)

「双熾を悼んでやらないのか」という蜻さん死ぬほどカッコイイ。記憶を保持したカルタちゃんが、新しい渡狸や凜々蝶との関係の中で、いつも心を遠く遠くにしているカルタちゃんが流す涙は最高に胸が痛い。けじめをつけた凜々蝶の決意がたのしみ。