六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

妖狐×僕SS 11

 主に物語の鍵をとく犬神命と悟ヶ原思紋の物語。繰り返される時間の果ての過去の日々。特殊な環境から生まれた利己的な愛ゆえだったということなのか。

 最初の御狐神は嫌いだったけれど、最後の御狐神はマシになった気がした。第二幕の眼鏡の御狐神に幸せが待っているのならよかったな。カルタちゃんと蜻さんは素敵な関係だと思う。卍里は驚くほど大人になった。蜻蛉は最後までいい奴で一番好き。同じく変態っぽいクロエちゃんとはお似合いかもしれないけれど、カルタちゃんと同じ気分。好き好きな蓼を食べる虫がいないと困るわけだが凜々蝶ちゃん何で蜻より御狐神を選ぶかな、見る目無いな(好みの押しつけ)。
 まぁともかく美しくエンディングを迎えた感じ。ダラダラ続く物語が多いけれど、これくらいの長さって読んでいても疲れなくて楽しい。
 
 最初からもう一回読み直そう♪