涼宮ハルヒの分裂と驚愕
『狼と香辛料』はエピローグにあたって初巻から読み返したのだったが,ハルヒは『涼宮ハルヒの分裂』から読み返すのがやっとだった。確かに驚愕は分裂の続きではあるが,一応ハルヒの全ての物語は繋がっているので,できれば憂鬱から読み直せば4年の間に忘れてしまった細々に悩まされることなく読めるだろうとは思ったのだが,あまりにも強烈な宙ぶらりん状態で4年間も放置プレイされていたため,そこまで気長になれなかった。こんな状態で終わっておいて続きはもう出さないつもりなのか?という腹立たしさを4年も抱えていたにもかかわらず,きちんと続きを買って読んだのは,やはり物語が,登場人物たちが,魅力的だったからの一語に尽きる。
以下,覚え書きと感想。
- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/03/31
- メディア: ペーパーバック
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再読2011-08-10:手元にあるのは平成19年4月発行の初版。4年も待たされた続きがようやく出たが物語はすっかり忘れており、再読。もっと前の巻から読み返すべきかとも思ったが気が急いており、早く佐々木に会いたかった。しかし、やはり話はずっと前から繋がっている。SOS団メンバー以外の人物について詳細に思い出せない記憶が多々でもどかしかった。このとんでもない終わり方で4年はあまりに長い。文句なしに先が気になったので続きを買って読むが、読書の勢いが挫かれた残念感は忘れられないだろう。さて、αパートの女の子は?
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