六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

98note

もう使うこともないだろうし,いつまで取っておいても家のスペースの無駄遣いだな…と思い,98noteを廃棄することにした。
中のデータを確認しなくちゃと,もう7〜8年ほったらかしだったノートパソコンに電源投入。果たして電源が入るのだろうかと怪しんだが,何の問題もなかった。マシンは忠実にメモリを読み込み,OKを表示し,きびきびと立ち上がっていく。それを見て,久しぶりにワクワクした。Windowsマシンにこんな感動はない。もうすっかり忘れてしまったが,当時は CONFIG.SYS や AUTOEXEC.BAT の内容も把握していて(というか,リセットボタンと格闘しながら自分で書いて),自分の一部のように使っていたパソコンだった。
不覚にも?最初はマウスが無いことに戸惑ってしまったが,しばらく触っていると感覚を取り戻し,懐かしいソフト「FD」を使ってファイルの整理を滞りなく終了。しかし,こんなにしっかり動くパソコンを,こんなに楽しいパソコンを,廃棄するのが忍びなくなってしまった。困ったなぁ。今更何にも使わないけど,いいパソコンなんだよなぁ。せめてどこか壊れていてくれたら諦めもついたのに,元気なんだもん。
写真は98noteとRS-232Cケーブル。後ろに見えているのが現役の ThinkPad X40