立秋。暑くても日没は早くなり日の出は遅くなり,夏はゆっくりと終わりにむかっていることが確かにわかる。
私は昔から夏が苦手だったが,今,昔の私が嫌っていた昭和の時代の夏がやってきたら,「夏って何と美しく素晴らしい季節だろう」と大好きになれそうな気がする。あの頃は確かにここまで暑くはなかったし,あの頃はフィルムカメラしかなく写真を撮るのはお金がたくさんかかったので,だいたいフィルムの長巻きを買ってみんなで分けて使い,暗室で手焼きという面倒な工程が必須だったけれど,今なら美しい夏をデジカメを使ってカラーで撮り放題。今の夏の暑さなら死にそうだけど,昭和の夏なら昼間撮り歩くこともできただろう。あぁ何とうまくいかないことか…などと不毛なことを考えつつ外出を控えている。写真も家の中の写真,要するにお人形やオカメインコばかり。
朝顔は偉いね。こんなに暑いのにちゃんと咲いて,見る人の心に涼風をもたらす。
塩分補給の方法は色々あると思うが,甘い物が苦手な私は昆布が気に入っている。
朝から外出用に昆布の小分けを作っていたら,物見高いベリーは早速「なになに?」って感じで見に来た。昆布珍しい?
うちに来た雛鳥の頃からカメラを向けられ続けてきたベリーは,撮られるのが嬉しいらしく,カメラを向けるとだいたいカメラ目線,しかもこういった得意げなポーズをとる。そして,撮り終わるまでポーズを崩さない。一眼レフもコンデジもスマホも全部カメラだってことも分かっているらしい。「三歩歩いたら恩を忘れる」なんて誰が言い始めたのか知らないけれど,鳥は驚くほど賢いのだ。
朝昼はそうでもないのに,夕方になると突然食欲魔神と化すベリー。「ゴハンゴハン,ベリーちゃんゴハン」とうるさい。要求するだけの量のご飯をもらえないと「ギャー!!!!」を耳をつんざくような大声を張り上げるのでたまったものではない。太るから沢山あげられないんだってば><
朝はケージにかかっているお休み用の布を外すと,ご飯も食べずに外へ出てきて部屋の中を歩き回り,色々囓ったり。良いことをする筈もなくて大抵困る物を囓ったり落としたりするので,見張りがとても大変だ。
母から実家のエアプランツ イオナンタの写真が届いた。5月末に届いた写真(下)では赤かったのに色が抜けているが,根元に子株がくっついていて株分けが近そう。
うちのエアプランツは実家のように外で風に当てることができないので(高層マンションなので風で飛んで行ってしまう),毎日水を与えて扇風機の風に当て窓際に置いているが,あんまり変わっていない? 一度ベリーに囓られたし><
SNSで使ったあずにゃん。京アニのあの日からずっと飾っている。
SNSで使った夏らしいリルエアリーの3人,エルノ&リプー&ヴェル。
古い木造の家ってどうしてこう美しいのだろう。
ベランダのローズマリーの花。
先日,「どんな髪であろうと生えているというのは何と素晴らしいことだろうか」と書いたばかりだったのだが…。
snowowl.hatenablog.com
この記事を書いてしばらくしてから,また脱毛が始まった。思わず数えてしまうのだが,1日に300本~500本抜けるのだ。あっという間に髪の量が半分…とまで言ったら大袈裟かもだが,手触りでわかるくらい減ってしまった。現在ホルモンのバランスは正常なはず,少なくとも4月の検査では大丈夫だったのだが,副作用に「脱毛」と書かれている薬の服用は少ないながらも続いている。でも何が原因なのかわからない。
髪が異常に抜け日々少なくなっていくというのは実にストレスで辛く,毎朝新しい一日を始めることが苦痛になる。外を歩いていても,道行く女性達を見て「あんなに私より年齢が上でもちゃんと髪があるのに何で私はこんな目に遭うの?」と思ったりして鬱な気分になる。お灸をやったり百会を刺激したり納豆を食べたり黒酢を飲んだりしているが改善はない。まぁ原因も分からないわけだし,対策したところでそんなすぐに効果が現れるものでもないし,対策をして,3ヶ月後に改善が見えてきたら嬉しいな程度の気持ちでいなければならないとは思う。ストレスで更に髪が抜けそうだしね。でもパンくずリストみたいに家中に落ちている自分の髪を見ると,どうしても…ね。
すぐに動揺して暗くなるとは修行が足りないことこの上ない。そんなことで暗くなっているほど人生は長くない。
ネガティブ・ケイパビリティを高めるにはどうすべきか。