六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

蒼き鋼のアルペジオ 9〜11

 1巻〜8巻を読んだのは一昨年の11月,そして9巻を読んだのは昨年9月。正直言ってそのときでさえ複雑な物語を把握できないまま読んだ感じだったので,せめて9巻から読み返して10巻・11巻を読んだのだが,物語完結後に最初から通して読まないと,そうね3回くらい通して読まないと理解できない気がする。登場人物(登場艦船?)が艦これなみにやたらと多いし,各々思惑が異なっていてもう何が何だか。でも面白い。
 
蒼き鋼のアルペジオ 9
 ハルナ・キリシマ・マヤ・蒔絵は共に出発する。群像とヒュウガは別行動。イオナたちを詮索しているのが生徒会長ヒエイ率いるミョウコウ4姉妹。タカオと402は横須賀。戦術ネットワークはあなた自身? イオナは詳細モードでシステムチェックしたとき夢を見る。

 
蒼き鋼のアルペジオ 10
 イオナはミョウコウ4姉妹+ヒエイと戦闘。群像+ヒュウガは白鯨と接触。白鯨にはレパルスの使いヴァンパイアが接触コンゴウは旗艦装備を配備し本気でイオナを追い詰める。400と402とズイカクは横須賀でなんかほのぼの平和? ヴァンパイアが非常に楽しい。もっと彼女の出番を。 
蒼き鋼のアルペジオ 11
 401は海の底で正念場。アシガラとハグロも海の底。群像とイオナは同時に作戦を開始する。ハルナは横須賀へ。一方ではレキシントンとU-2501。遠く離れた場所で色々な人や船が行動する様子が同時進行で描かれていくため状況把握が非常に難しい。アドミラルが何をしたいのかサッパリわからない。もともと圧倒的な力で人類を押さえ込んでいたのだし、霧はメンタルモデルなんか作らない方がよかったのでは? あーでもイオナと群像が出てきたからメンタルモデルで闘わないと負けるのか。コンゴウやヒエイは単純でわかりやすいけど、ムサシもヤマトもナガトも謎。