六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

2014年9月の読書メーター

2014年9月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3134ページ
ナイス数:53ナイス

RDG5 レッドデータガール    学園の一番長い日 (角川スニーカー文庫)RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日 (角川スニーカー文庫)感想
張り巡らされた結界の中で始まった学園祭。最後の最後まで諦めずに泉水子をスカウトする高柳。目標に一途なだけにちょっと自己中心的な真響。信じられないトラブルに巻き込まれながらも気丈に学園祭を全うしようとする如月・ジーン・仄香。世界を払う舞。高柳の間違いは泉水子を見くびっていたことだろう。彼の生い立ちを考えれば仕方がないのかもしれない。そして一番のダークホース、未知なる力を秘めた者は深行なのではないか。確かな泉水子のパートナーとして。
読了日:9月30日 著者:荻原規子

RDG4 レッドデータガール  世界遺産の少女 (角川スニーカー文庫)RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女 (角川スニーカー文庫)感想
夏休みが終わり、学園祭が始まるまでの準備期間で起こったこと。八王子城跡を訪れたり、髪を編んだままの泉水子姫神が降りたり、幽霊が学園に現れたり。姫神の正体が何であるか、姫神自身によってあかされ、学園がどういったところなのかが少しずつわかってくる。真響に泉水子の正体を隠すことが難しくなり、泉水子と深行は完全に宗田の陣営となる。泉水子と深行の関係、泉水子の変化というか成長は面白い。
読了日:9月29日 著者:荻原規子

RDG3 レッドデータガール  夏休みの過ごしかた (角川スニーカー文庫)RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた (角川スニーカー文庫)感想
夏休み、真響・真夏の故郷である戸隠村で行った合宿での出来事。真夏と愛馬タビ、真響の野心と思惑、如月・ジーン・仄香の立場、真澄の正体、泉水子の行動力、舞の力,深行の黒い翼。
読了日:9月28日 著者:荻原規子

RDG2 レッドデータガール  はじめてのお化粧 (角川スニーカー文庫)RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧 (角川スニーカー文庫)感想
高校入学から。宗田真響・真夏・真澄との出会い。高柳との対立。生徒会長の如月・ジーン・仄香や初代生徒会長である村上穂高との出会い。異なった姿で現れた和宮。深行の言動は何の罪も無い泉水子に対しては八つ当たりにしかなっていないし、泉水子かわいそうだなと。でもおかげで一人であることの自覚が生まれ彼女は変わっていこうとする。初めてのお化粧は変わっていく彼女の象徴でもある気がした。
読了日:9月27日 著者:荻原規子

RDG レッドデータガール    はじめてのお使い (角川スニーカー文庫)RDG レッドデータガール はじめてのお使い (角川スニーカー文庫)感想
熊野古道の玉倉山にて、鈴原泉水子と相良深行・和宮さとるの関係が落ち着くまで。日本の山岳信仰や山伏など存在は知っていても何なのか知らなかった世界を垣間見る感じで面白い。
読了日:9月25日 著者:荻原規子

蒼き鋼のアルペジオ (9) (ヤングキングコミックス)蒼き鋼のアルペジオ (9) (ヤングキングコミックス)感想
物語は幾つものグループで同時進行し、ミョウコウ姉妹やアタゴなども登場し、登場人物が非常に多いためわかりにくい。艦これで船の名前や種類を把握していなかったらついていけなかったと思う。人物対応表なんかつけてくれるとありがたいのだが? しかし複雑なだけに物語は面白く先が楽しみだ。
読了日:9月19日 著者:ArkPerformance

蟲師 (1)  アフタヌーンKC (255)蟲師 (1) アフタヌーンKC (255)感想
緑の座/柔らかい角/枕小路/瞼の光/旅をする沼 下等な生命の源泉のようなモノたち、それらと関わりながら生きることになった人たち、彼らを訪ねて歩く専門家。どの物語も面白かった。
読了日:9月18日 著者:漆原友紀

昔気質の一少女 (1968年) (角川文庫)昔気質の一少女 (1968年) (角川文庫)感想
愛情と分別をたっぷり持った母親にのびのびとした田舎で育てられた14歳のポリーが、ふとしたきっかけで知り合って仲良くなった年上のお友達、ボストン社交界の令嬢ファニー・ショーの家に遊びに来るところから始まる。澄んだ心を持つ正直者で活発で、人の心を惹きつけずにはいられない魅力を持つ彼女はショー家の人に愛され訪問を終える。そして6年の月日が流れ、ボストンで働くことになったポリー。

読了日:9月17日 著者:ルイザ・メイ・オルコット

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5 (ガガガ文庫)感想
文化祭に続く体育祭の物語と、おまけ的にクリスマスの話。なんというか、感情のもつれは面倒でオソロシイですよという物語? だから苦手なのよねこのグループとかそういうの。で、ことのほか平塚先生の出番が少ない巻だった気がする。由比ヶ浜さん、ガンプラ作るって思われるのは女の子的にショックなものなのですか?知らなかった。比企谷くんにクッションを勧めるゆきのんがちょっと可愛かった。あと、ピンクのシュシュをつけて挨拶するところもきゅんとくるね。
読了日:9月11日 著者:渡航

人類は衰退しました 9 (ガガガ文庫)人類は衰退しました 9 (ガガガ文庫)感想
8巻と9巻は上下巻という位置づけらしい。8巻でおじいさんが月へ旅立ち、9巻でわたしちゃんが月へ行く。この世界の人類は『楽園の泉』でお馴染みの軌道エレベータを完成し、必要としなくなり、衰退してしまった。その後とうとう人類は一人きり。わたしちゃんは月へ行く段階で地球上の生命の誕生から人類と妖精の出会いなどを知ることになる。人類がいて妖精さんがいてあたたかく柔軟な世界が持つ意味。非常に難解だがきっちり通った筋がある。ただ理解するのはすごく思考する必要がある結末。わたしちゃんと助手さんの名前が一度ずつ出てくる。
読了日:9月1日 著者:田中ロミオ

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