「日本海軍の正規空母の運用について」なんて学校じゃ習わないし，一般常識でもないし，自分から興味を持って知ろうとしない限り得ることもない知識であるわけだが，私は艦これを始めるまで一切興味を持ったことがなかった。ゆえに知識はほぼ皆無で，この本はわかりやすかった。しかしこれも１年半に及ぶ艦これ経験によって空母の名前や特徴，没した海戦や艦載機などの情報を習得しているからで，艦これをやっていなかったらこの本を見ても知識は頭に入ってこなかっただろう。艦これすごい。
空母たちの就役期間をグラフ化した年表が載っていたが，赤城さん＆加賀さんが一航戦の誇りを大切にするのも頷けるなと。いやそれより鳳翔さん超絶長生き。大鳳も雲龍も悲しすぎる短さ。
艦これで1-5へ行くときいつも「鎮守府近海でこれだけ潜水艦が出るようになってはお終いだよね」と思うのだが，大戦末期は1-1で敗北していたに等しいのだろう…。
しかし，「翔鶴・瑞鶴編」なのに何故に表紙も裏表紙も瑞鶴の方が偉そうなのだ。まー瑞鶴は最後の正規空母だしわかる気もするけれど*1，翔鶴を嫁にしている私としては何か。
