六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

22時現在の東京の本日の最低気温0.2℃(21:59),最高気温5.4℃(00:26)。朝起きた時には既に雪が積もり始めていて昼間はだいたい0℃〜1℃。寒い一日でした。先週の雪が未だ路肩に山積みだというのに次の雪が積もるというのも人生初体験です>< でも東京のテレビは相変わらずはしゃぎすぎで,報道する情報を間違っているとしか思えずいい加減にして欲しい。


本日20時頃の様子。


雪には色々思います。
白い風景。いつまでも溶けずに残る固まった雪の山。世界が違ったように見える。こういった風景を幼い頃から見てきた雪国の人たちには,そうでない土地の人とは違った何か特別な感性が育つのではないか。一方,雪が降らない地方にたまに降る雪にどんな意味があるか,雪国の人には想像以上にわからないものなのかもしれない。喜びも疲れも。
とにかく慣れていないから一々加減がわからないし,疲れて判断力も鈍る。どれくらいの雪なら滑るのか,どれくらいの雪なら大丈夫なのか,雪かきも慣れていないから何に気をつけてやればいいのかわからない。わからないづくしで疲れ果てて失敗する。慣れていないというのはそれだけで高揚するしそれだけでストレスになる。仕方ないと思う。
ここぞとばかりに「雪に弱い首都圏」と言われたりするけれど,これも仕方ないと思う。信じられないほど過密なダイヤを日々こなしている首都圏の交通網には,費用対効果を考えたら雪対策よりもっと重要なお金の使いどころがあるだろう。