六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

花物語

長いアニメだったので,なかなか見る暇を作れなかった。どれを見ても最初の化物語が一番良かったと思うのだが,やっぱり素敵な映像とクオリティだった。
神原が自分の学友だったら友人関係になるのは無理だろうと思う。が,物語シリーズの中では意外と神原が好きだし,本の語り手としても好きだった。
私的にはシリーズの中でもかなり哲学的で重くて印象的な物語だった。ちらっと出てくる暦が言う言葉,誰でも自分が好かれたい人から好かれそうなキャラを演じていて,そのうち自分がわからなくなるというような言葉,悩みは時間が解決するという沼地蠟花の言葉を真実だなと思う。忍野の言うように人は人を助けられないということはないと私は思う。自分に悩みを話して「そうだよ。あなたの言うとおり。大丈夫」なんて言われても何の慰めにもならないけれど,自分以外の人に言われればそれだけで価値があるものだもの。蠟花の言ったような感じで神原には受験したり彼氏つくったり楽しく生きていってほしいなと思う。人の不幸は蜜の味,残念ながらそう思う気持ちわかる。同じようには思わないけれど。