六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

ついにミラーレス一眼

 マイクロフォーサースが出た頃から気になっていたのだが,ずっと時期尚早と思って見送ってきたミラーレス一眼。そろそろ満足できる製品が出ていないかなぁと先日の土曜日にアキバヨドバシのカメラ売り場へ。



 圧倒的に人気だったのはどうやら Sonyのミラーレス一眼。常に人でいっぱいで,デモ機に触るのも大変って感じ。しかし,いざ触ってみると,あまりの起動時間の遅さに絶望した。これじゃシャッターチャンス逃しまくりでしょう。コンデジと変わらないじゃない? しかもレンズが魅力的ではない。確かに最近のデジカメは感度が良いからそんなに明るいF値は要らないのかもしれないけれど,それにしても魅力的ではない。欲しいなと思うレンズがない一眼なんてつまらないよ。次の候補だったNikonもまぁ似たり寄ったり。ニコンなのに魅力的なレンズがないなんて,ニコンこの分野真面目にやる気ないわね?起動時間もSONYのよりマシだけど,こんなんだったら重くてもD5100持ち歩くわよ。


 もう諦めて帰ろうとしてちょっと 富士フィルムの横を通りかかったので物は試しと触ってみると,何と何と起動時間がまとも!? 使い物になるレベル?!
 もしミラーレス一眼を買うならこれは選択肢かもしれないと見てみたら,富士フィルムの販売員さんが声をかけてきた。この人さすが富士フィルムからヨドバシに派遣されているひとだけのことはあって死ぬほど詳しくて,カメラに詳しいお客に出会わなくて退屈していたのか,もう喋る喋る。最初は「ISOってわかりますか?」とか言っていたのに,こちらがベルビアがISO50だったことも即座に答えられるレベルだとわかるや滅茶苦茶専門的な話ばかりに(^^; もうこの販売員さんのお喋りに免じて買ってもいいやという気になってしまった。何しろ起動が素晴らしいし,レンズのラインナップがまじ魅力的だった。しかし販売員さんは喋りたかっただけなのか?買うと言ったら「あら本当に買うの?」みたいな感じ。
 最後,色を決めるときも「勿論シルバーでしょ」と言われるし,保護フィルタはというと「58mmなんて家にいっぱい転がってるでしょ」と言われるし。いやその通りです,はい。



 富士フィルムは何を勘違いして開発しているのか,このカメラは「若い女性に売って下さい」と言っているらしい。昔から一眼レフ使ってきた私にとっては感動の軽さだけど,iPhone使ってる彼女らにこれはねぇ。販売員さん「若い女性」ではない私に言いにくそうに言ってくれて面白かった。
 


 デジカメの遍歴をまとめておこう。

購入年月メーカー機種名備考
1997-12RichoDC-3Zコンデジ
1999-11NikonCOOLPIX800コンデジ
2004-01FUJIFILMFinePix S2 Pro一眼
2005-04NikonCOOLPIX8400コンデジ
2006-07NikonD200一眼
2007-10PanasonicLUMIX DMC-FX33コンデジ
2009-03PanasonicLUMIX DMC-FT1コンデジ
2011-05NikonD5100一眼
2012-08SONYWX100コンデジ
2013-04SONYWX300コンデジ
2014-03FUJIFILMX-M1ミラーレス一眼