六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

干し柿

 母が送ってくれたお手製の干し柿。甘くて美味しい。

 実家の隣の祖母の家には甘柿と渋柿の木があって,幼い頃は,柿は採って食べるものだと思っていた。
 渋柿は,干し柿に。慣れた手つきで吊していく祖母を見ているのが楽しかった。

 祖母が101歳で亡くなったのは5年前。残された柿の木は今も毎年たわわに実をつけ,カラスのエサ場になっている。

 実家の近くに住んでいた昨秋までは,この季節,いつも収穫した柿をもらっていたのにな。今年もカラスがつついているかしら。
 思い出して過ごしていたから,干し柿を送ってもらえて嬉しかった。

 毎日,お昼に1個ずつ,食べている。

干し柿
干し柿