太古。おそらく神話時代の地球。 「セント・エルモの火」と呼ばれるその炎は,夜になると遠くの山の中腹で,いくつも並んでゆらめいていた。 揺らめく炎には何かしら言い知れぬ不気味さが漂っており,人々はそれを見ることすら恐れ,夜に炎の山の方角を見る…
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