いぬぼく - 六月の雪

1行目から済みませんが，くだらないので畳みます。ネタバレ満載の覚え書き。
夏目＆渡狸コンビが現れ妖館の住人紹介が終わったところまで。御狐神が夏目に言って欲しくないこととは？　まぁ兎にも角にも凜々蝶さまが健気で可愛い。

カルタちゃんにひっぱられて人と関わることが多くなってゆく凜々蝶の前に許嫁が現れ、御狐神の過去が知れる。文通の話には凜々蝶の繊細な人柄がよく現れていた。

タイムカプセル、そして鬼と狐は恋人同士に。反ノ塚って好きだな。心根が優しくて。渡狸は可愛いって言われても仕方がないよね、やっぱり。夏目は何を知っているのだろう、過去のことも？　渡狸のこと。黒髪も。

年末、悟ヶ原思紋さん初登場。カルタちゃんの事件をきっかけに楽しい日々は終わり切ない時間の物語が動き始める。「時間は重みだ。僕はそう思う。」いつの凜々蝶の言葉なのだろう。

記憶のある者と記憶を失った者が混在した状態で次の世界が始まった。カルタちゃんが好きだと言った蜻蛉の良さは前巻から引き続き少しずつわかってきた感じ。23年がよくわからなかった。

23年がようやくわかった。やさしいカルタちゃんにはいつも涙が止まらない。そういえばメイドをやっていた小人村さんはどうして転生しているのかしら？　転生した思紋さんに萌え。変態→意外に良い奴？だった蜻蛉がカッコイイ奴になってしまった。反ノ塚が切なかった。一番辛いのは取り残された者なのだ。