2010-06-20 物体O 本 『首都消失』の短編版って感じの表題作ほか全部で12編。分厚い本だけどさらりと読める感じ。勿論科学的要素はふんだんに散りばめられているのだが,それより設定自体が興味深く,SFというよりホラー未来小説みたいだった。これを60年代〜70年にかけて書き上げていたのだから,やっぱり小松左京って人はすごいのだなぁ。物体O (ハルキ文庫)作者: 小松左京出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 1999/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (17件) を見る『首都消失』といえば『ラーゼフォン』。これはけっこう好きなアニメの一つでまた見たくなった。