六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

物体O

首都消失』の短編版って感じの表題作ほか全部で12編。分厚い本だけどさらりと読める感じ。勿論科学的要素はふんだんに散りばめられているのだが,それより設定自体が興味深く,SFというよりホラー未来小説みたいだった。これを60年代〜70年にかけて書き上げていたのだから,やっぱり小松左京って人はすごいのだなぁ。

物体O (ハルキ文庫)

物体O (ハルキ文庫)

首都消失』といえば『ラーゼフォン』。これはけっこう好きなアニメの一つでまた見たくなった。