六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

ガネッシュの紅茶

3月末に売り出された秋摘みの新茶,ダージリンとアッサム。丁度成熟して飲み頃に入ったところです。昨日,友人が届けてくれました。

人の世の縁とは不思議なもの。長く生きていればいるほど多くの出会いと別れがやってくる。私のようにひっそりと自分の世界だけで過ごしていても。
紅茶を届けてくれた友人とは,24年ぶりの再会でした。最後の日はお互い24歳以下だったので,あの頃生きていた時間より長い年月を経て再び会うというのが不思議でした。しかも,当時は特に接点もなく,ただのクラスメイト。卒業後,一枚の年賀状のやりとりもなく,もう会うことはないだろうと思っていました。ただ,紅茶専門店の娘で美味しい紅茶の入れ方を知っていた彼女のことを,たまに紅茶を入れる時,思い出していました。それなのに,突然の風のように縁が巡ってやってきました。不思議で嬉しくて楽しい再会でした。
彼女がお勧めする紅茶ならば確かだろうと思って,アッサムの大缶とダージリンの中缶を注文,我が家のキッチンで入れ方講習?もしてもらいました。今まで知っていた紅茶の入れ方とはぜんぜん異なる入れ方なのです。新鮮。

早速,昨日の夜はダージリンを入れ,今日はアッサムでミルクティーを作ってみました。味わって飲む紅茶,新しい紅茶の生活が始まったようでちょっとウキウキした気持ち。


ガネッシュの紅茶はオークションで仕入れられ,船で日本へ運ばれ,厳しい残留農薬検査を経て製品化されるそうで,摘み取りから3〜4ヶ月後,丁度飲み頃に入る頃に新茶として発売になるのです。ラベルに出身農場やオークションの日付まで記されていて感心しました。世の中には色々な世界があるものだと。
これから色々な場面で紅茶を楽しんでみたいと思います。