六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

英語学習雑感

毎日podcastの英会話番組を聞いている。カナダに住む日系2世の女性が毎週変わる日本人ゲストと共にちょっとしたトピックを解説するのだが,気楽に楽しく聞けて,10分前後という時間からアイロンがけの友にピッタリ(家事だけををやって時間をつぶすと損した気になる(^^;)。
けっこう驚くのが,ゲストの日本人,ワーキングホリデーなどでカナダに住んでいる人が多いのに,英語表現を知らないこと。私が当たり前に聞き取って意味も理解しているというのに,彼・彼女は「え?」とつまっている。たまにではなく,毎日のように。
私は決して英語ができるわけではない。英語圏で生活したらゲストの方々の足元にも及ばない表現力で泣きを見るだろうし,企業の面接に行って英語力で採用されるのも彼等の方に決まっている。なのに,彼等がわからない英語を普通に聞き取って理解できるらしい。何年にもわたって英語教材を買いこんではしつこくやり遂げてきたのだが,よく研究された教材で勉強するというのは,こういうことなのかと思った。たとえ TOEICに成果が現れなかったとしても,まんべんなく触れた生の英語表現は,一応,ある程度身になっているらしい。


もうひとつ,最近わかったこと。この半年ほど,シャドウイングの練習を怠っていた。シャドウイングとは,ネイティブが喋るあとから影のように自分も同じ内容を口に出していく訓練。ものすごい集中力が要るので疲れるし,口がまわらずイライラするばかり。英語を喋る機会はないし,聞き取れればいいやということで,このところディクテーション(書き取り)の練習ばかりしていた。
で,久しぶりにシャドウイングを取り入れた勉強に戻ってみると,半年前なら口が動いていた筈の簡単な内容でも,シャドウイングできなくなっていた。英語を喋るための筋肉って,やっぱりあるのねぇ。で,使わないとあっというまに退化するのねぇ。わかっただけでも半年さぼった甲斐があった?