『果ての星通信』は良かったので別ブログにまとめた。5巻が急ぎ足すぎたのが残念だった。
6月の読書メーター
読んだ本の数：6
果ての星通信【電子版特典付】３ (PASH! コミックス)の感想
市場の星（ルイナク）から始まる閉じた星の住人は知らない話。別の銀河，第6銀河の住人が登場。第6銀河の支局は惑星ルトイヤという。第6銀河の凶悪犯人ノノト星人（ガカル）とベルナンク星人が現れモスリはてんやわんや。
マウーの幼稚園計画。星間旅行をするセミ。角のある王様の星と魔法使いの物語。局長の休日。ヨルワンガを釣るカノーウィ博士。
マルコの心臓はまだ遠そうだ。
読了日：06月02日 著者：メノタ
果ての星通信【電子版特典付】４ (PASH! コミックス)の感想
2年が過ぎて，マルコもすっかり局員生活になじんでいる。ヨルワンガは逃げ続けている。博士はヨルワンガを釣るための作戦を励行中。マルコは材料集めのために星を巡る。
マウーは少し成長して初等教育校で将来の夢を考え始める。レゾルも。ナナギさんの局員生活はあと少しで終わり。
小さなコロイヤ星人，第11銀河の惑星テキュー。ドールハウスを買いに行ったケデルで世話になったあの人。「上の人」。
謎が少しずつ解けていく巻だった。
読了日：06月03日 著者：メノタ
果ての星通信【電子版特典付】５ (PASH! コミックス)の感想
「上の人」と会って動けなくなったマルコ。だが局員仲間たちが手を尽くしてくれる。やがてナナギさんが任期を終え，フィッツィーさんが任期を終え，マルコも任期を終えて地球へ帰還する。余韻を残しつつ綺麗に完結。
読了日：06月04日 著者：メノタ
失敗の本質の感想
第1章ではノモンハン・ミッドウェー・ガダルカナル・インパール・レイテ・沖縄戦について，作戦の背景と史実，結果の分析，2章で各々に共通する失敗の本質を掘り下げ，3章ではそれらから得られる教訓と今日の日本の組織への影響が考察されている。
問題点を普遍化して分析しているので，現代社会の組織問題にも転用して考えやすい。また組織に興味がなくとも，今の時代と直接結びつく日本の歴史を知るのに良い本だ。ただ，今の日本が実に旧日本海軍や陸軍と変わっていないことに気がついて，終始ため息をつきながら読むしかなく辛かった。
読了日：06月19日 著者：戸部 良一,寺本 義也,鎌田 伸一,杉之尾 孝生,村井 友秀,野中 郁次郎
ぱらのま 4 (楽園コミックス)の感想
我らがお姉さんは相変わらずマイペースに乗り鉄や散歩を楽しむ。
磁気券に数字を並べてみたり，山陰地方で温泉に入りながら変わった宿に泊まってみたり。世田谷区にも松陰神社があるのは知らなかった。今度行ってみよう。招き猫発祥の地豪徳寺に，高幡不動の新撰組ふるさと歴史館，高幡不動尊は眼鏡のお姉さんと。ツインテールの彼女とは都心の映える坂道階段めぐり。一日で巡るには辛すぎるスケジュールのようだったが，歩いてみたくなる。宿泊できる恐竜博物館にもちょっと行ってみたい。そして相変わらずお兄さんが良い感じだ。
読了日：06月19日 著者：kashmir
てるみな 1 (楽園コミックス)の感想
4巻発売を機に改めて1巻から再読。
まず1巻扉の絵から気になった。ホームを歩いているミナちゃんと，向こうのホームにいる眼鏡の男性。眼鏡の男性はkashmir氏の別作品『ぱらのま』の兄そっくり？ そしてこの『ぱらのま』兄は作中に非常に度々登場。これ，著者投影キャラなのでは？っていうことは『ぱらのま』の兄も？ マニアックな視点で解き明かす東京周辺の鉄道事情と，異世界から異形世界へナチュラルに移動するおどろおどろしく明るい不思議な世界。やはり名作だと思う。読み手を非常に選ぶとは思うけれど！
読了日：06月28日 著者：kashmir
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