長年空き家だった祖母の家がついに解体され売られることになって妹から写真が色々送られてきた。
祖母の家は実家の隣にあり,幼い頃からよく遊びにいったので「あそこにあったあれはどうなったのだろう」などと思って胸が痛むが,私の人生だって残り1/3なのだし思い出は心の中だけにしておかないと,と思って,思い浮かぶ様々を押しとどめている。
この貝殻は数年前に祖母のシンガーミシンの引き出しから見つけて持ち帰ったものだ。和服を縫って生計を立てていた祖母らしく,こういったものを作るのが上手で子供の頃よく作ってもらったものだった。それらはどこへ行ってしまったのだろう。これが唯一の形見の品になっている。
祖母が101歳で亡くなったのは10年以上前のことだが,家がなくなることになって,とうとう本当に祖母がいた時代が消えたことを実感している次第。
実家の近所。先月帰省したときに父と散歩の途中で。
熊本市繁華街。ほんと人がいない。
昼間ワイン。
神田駅。ここはいつ来ても撮りたくなる。
これも新宿ゴールデン街付近。治安悪そうな落書きとパイプの競演。