六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

アニメ覚え書き(〜2018年12月)

  • BANANA FISH : 不朽の名作『BANANA FISH』のアニメ化。吉田秋生40周年記念プロジェクトの一環でアニメ化されたらしい。原作は『別冊少女コミック』1985年5月〜1994年4月で,完結後に単行本で読んだ私でも読後15年は経過していて内容はかなり忘れているのでたのしみではあった。アニメ化に際して何故か時代を現代にする設定変更があり,ベトナム戦争イラク戦争となり,英ちゃんがスマホの地図を見ながら歩いたりする。おかげでベトナムだからこそのドロドロ感がなくて物語の動機そのものがぼやけてしまった感じがしたし,ニューヨークの治安の悪さはも当時のままで別の世界線の物語と思った。頑張って作ったアニメだなというのはわかったが,何故時代を変える必要があったのか理解に苦しむ。内田雄馬さんのアッシュは良かったのでは。
  • 衛宮さんちの今日のごはん : 配信のみのアニメで2018年1月から毎月1話ずつの12分アニメ。12分という短い時間で毎月1話というのは実はとても見やすくて良かった。しかも内容は美味しいご飯! できればみんな幸せになって欲しかった「Fate/stay night」のキャラクターたちが幸せそうに仲良くご飯を食べるのが見られて非常に和んだ。もっと続いて欲しかった。
  • 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない : 原作の1巻〜5巻のアニメ化。原作を読んだあとだと超絶あらすじ紹介って感じだったが,良いアニメだった。妹ちゃんの物語はこの倍くらいの長さでやって欲しかった,あるいは劇場版こっちだと良かったのにと思った。麻衣先輩は最高級に可愛い姉キャラの一人だと思う。
  • ダーリン・イン・ザ・フランキス : 2018年1月から2クールのオリジナルアニメ。ディストピア世界で戦うために育てられた子供たちが生きてゆく物語。私のアンテナではあまりこの作品の話をしている人は見かけなかったが,面白かったし良い作品だった。
  • やがて君になる : 百合もの。だが,人間の心を真面目に描いた力作で,原作も読んだ。絵も美しいし,主人公が理詰めな性格なところや,出てくる人物が男女含めて嫌な子がいなかったのもストレスなく見られた。
  • ゾンビランドサガ : ラジオでリリィ役の田中美海さんが,ゾンビといっても怖くないしハートフルな物語だから是非見て欲しいと言っているのを聞いても,正直『ヴィンランド・サガ』(これもアニメ化されるね)をもじったギャグアニメと思っていた。ところがところが田中美海さんの仰る通り。アイドルとは何かまで追求し,IM@Sに劣らぬクオリティの歌と踊り。フランシュシュのアルバムはやくって感じ! 唐津をはじめ佐賀県の風景はとてもリアル。特に唐津は知っている街なので,そのままって感じなのがよくわかった。
  • ひもてはうす : 1話切り。
  • うちのメイドがウザすぎる! : 1話切り。
  • とある魔術の禁書目録III : 1話切り。
  • RELEASE THE SPYCE : 1話切り。
  • 色づく世界の明日から : オリジナルアニメで,長崎を舞台に魔法で西暦2078年から2018年へやって来た少女が色を取りもどす物語。長崎が舞台と言っても誰も長崎弁を喋らないので長崎という感じはしなかった。淡々と過ぎてゆく日常の中で主人公が変わってゆく様子が良かった。
  • あかねさす少女 : アニマックス開局20周年記念のオリジナルアニメ。「鉱石ラヂオ研究会」の少女たちが鉱石ラジオを使って平行世界へ行って,世界を侵食していく黄昏と戦う物語。キャラデザ桂正和氏のレトロな雰囲気とカセットテープのWalkmanの組み合わせがなかなか填まっていた。これを見て思わず鉱石ラジオを作りたくなってしまったのだった。途中まで良かったのに最後は風呂敷広げたまま何も解決せずに適当に良い感じの友情モノにして終わってしまって残念アニメだった。