六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

アニメ覚え書き(〜2016年12月)

旧作

  • 四畳半神話大系 : 2010年春アニメ。福岡ではTOKYO MXが見られなくて大変困り,仕方なく dアニメストアを契約したところ,なかなか再放送されなくて見られなかったこういうアニメが配信されていて見る機会ができた。非常に独創的でシュールでユーモアに溢れていて面白かった。全く異なるはずなのに何故かどこか世界観が重なると思って調べてみると作者は『有頂天家族』と同じ森見登美彦氏であった。小津は妖怪なのかと思ったが人間なのだった。ほんわかみたいなのはありそうで怖い。明石さんは蛾に弱いところも含め最高にクール。もちぐまちっとも可愛くないと思ったけれど,11話まで見ると可愛いような気がしてきたから不思議だ。思わず『夜は短し歩けよ乙女』を読みながら見たのだった。

 
2016年秋アニメ

  • 終末のイゼッタ : 最初の2〜3話くらいまでは面白かったのに,だんだんツッコミどころ満載になって,最後は何だかなーって感じで残念に終わってしまった。まぁ途中で切るほど悪くはなかったけれど。
  • ブレイブウィッチーズストライクウィッチーズの別サイド物語ということで期待が大きかった分,落胆もかなりのものだった。キャラクターがまるで生きていなかったし,作らない方がマシだったのでは。見所は新聞に載っていた坂本さん,エイラ&サーニャのサンタコスプレ,芳佳ちゃんの神治癒魔法。もー501の日常系でもやれば良かったのに!? というわけで,せっかく生まれてきた今回のキャラ達が可愛そうだった。彼女たちが生きる脚本は作れなかったのか。
  • Occultic;Nine -オカルティック・ナイン- : 面白かった。ひとときも目を離せないって感じのさすがの濃い内容。アニメを見ているというより台詞を必死で追いかけているようなアニメだった。みんなめちゃくちゃ早口で喋る喋る喋る。アニメの枠に収まりきらない内容だったのだなという感じ。もっと幸せな True Endがありそうなので,アニメより先にゲームでやってみたい内容だった。「エル・プサイ・コングルゥ」とか「失敗した失敗した失敗した」とか,たまに出てくる『STEINS;GATE』ネタ楽しかった。
  • ユーリ!!! on ICE : BLには興味ない…ってことで今期見るアニメに全く入れられていなかったのだが,そこあにでかつてないほど推しだったので見てみたところ,非常に面白かった。可愛い女の子ゼロ,男しか出てこないというのに。スポーツには興味がなくてフィギュアスケートのこともサッパリわからないというのに。こんな私が楽しめたと言うことはやっぱすごいアニメだったんじゃないかと。舞台の「はせつ」は唐津。何かうちから近いんじゃ?と思って(引っ越して来たばかりで周辺の地理がわからない)日帰りひとり旅してきたけれど,なかなか美しくて良い街だった。で,トリプルアクセルとかトリプルルッツとかのアクセルとかルッツとかって何?
  • バーナード嬢曰く。 : 本が好きな?少女達の図書室や本屋における日常系。沢山の本の表紙が見られて楽しかったし,あーあるあるってな話題も多かったし楽しかった。出てきた本を片っ端から読んでみたくなって困った。そんな読めないよ。
  • WWW.WORKING!! : 登場人物はありえない変な人ばかりで,職場恋愛3組があり得ない過程を経て恋愛成就させていく。まぁ普通に面白かった。村主さんが一番好きだったかな。で,WORKING!!って拒絶反応くらいダメな人がいるらしいけれど何故なのだろう,興味深い。
  • 魔法少女育成計画 : 途中から綺麗に終わる気がしないなと思い始めた。おかしいだろ結末。魔法の世界とやらはどーなったのか? 二人に警告のメールが来るだけでいいわけ? カラミティ・メアリが持っていたコンパクトはひみつのアッコちゃんと同じデザインだったし「なぁれ!」っていうのもひみつのアッコちゃんだった。いったい幾つの人をターゲットにしているの〜。
  • フリップフラッパーズ : 秋アミメが終わる頃になっていきなり評価が上がったので見てみた。最初からわけわからなかったのだが不思議と見続けさせられる何かがあった見続けていったら,後半になって息もつけない目も離せない状態。童話のような絵柄でありながら,内容はハード。人の心の中の世界を冒険する物語だった。最後までわかったとは言い難いので,できればもう一度見てみたい。
  • ガーリッシュナンバー : 面白かった。秋アニメの中ではトップクラスでは。1話見たときは,何なのこの性格悪くてウザい女は。しかもまた声優もの?もういいよ声優。って感じだったのだが,切るほどつまらなかったわけでもなく見ていたら,途中からヒロインの腹黒い性格がだんだん面白くなってきて,性格悪いちーさまを楽しむアニメとなり,その後,無駄に前向きなちーさまを見倣うために見るアニメとなり,個人的大ヒットアニメになってしまった。受ける用をなんて何一つなくても「ちょー受ける!」と言って受け流せばいいし,ありえねーと思う腹立たしいことを言われたら「ナイス・ジョーク!」で済ませればいいのね。なるほどなるほど。

 
秋アニメは不作とか聞いたような気がしたけれど,『Occultic;Nine』『ユーリ!!! on ICE』『フリップフラッパーズ』『ガーリッシュナンバー』と,もう一度見てもいいなと思えるのが4作品もあったのでなかなか豊作だったのではないかと。