- ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり :2016年冬,分割2クール後半。講和への根回しをする日本とピニャのあたりから。ほぼゾルザルの暴行君主ぶりに皆が翻弄される物語。炎龍退治を含め伊丹はだいたい別行動。外務省官僚の菅原と帝国名門貴族の娘シェリーの今後が気になる。エンディングのテュカ・レレイ・ロゥリィが迷彩服を着た姿が大変良かった。原作読みたい候補。
- おじさんとマシュマロ :Pixiv出身の2016年冬アニメ。5分枠アニメで気楽に視聴できるのがよかった。確かにおじさんは妖精さんっぽかった。
- ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜 :2016年冬アニメ。角川書店から出ている初野晴の推理小説のシリーズのアニメ化。記憶喪失ちょっと多すぎじゃね?とか思いながら見たけれど,静岡とか清水はかつて住んでいたのでちょっと色々懐かしいという個人的感情があったので楽しかった。吹奏楽部アニメは最近お腹いっぱいだったので,部活というより推理がメインなのもよかった。元気っぽい女の子は苦手だけど,千夏ちゃんは可愛かった。春太はちょっと面倒じゃ? 冒頭の幼なじみとの再会で石鹸枠かよと思わせつつ,まさかのホモ展開には安心した。石鹸枠ちょっと飽き飽き…と言いつつ,面白ければ面白いのだよね。
- 僕だけがいない街 :2016年冬アニメ。コミックの最終回とアニメの最終回をほぼ同時期にという設定で始まって今期注目の1つだったのだと思う。過去と現代が無理なく描かれていて臨場感があったし,毎回次が待ちきれない切迫感があって,良いアニメだった。「僕だけがいない街」ってそんな意味があったのか…と最終回でやっとわかった。表題のフォントが変わったり瞳が赤くなったり,色々と違和感を込めながら作られていたようだが,漫然と物語だけを追う傾向にある私は勿論気がついていなくて,できればもう一度最初から通して見たい。美しいアニメだったので,できればBlu-rayで見てみたいとも思う。アニメのBlu-rayってボックスで発売してくれないので,欲しくても買えないのだが。そんなに置く場所ないんだよ,特典要らないから1枚に収録して発売してよ。。。
- 少女たちは荒野を目指す :2016年冬アニメ。面白いとも言えず面白くないとも言えずといった感じで見ていたけれど,安東が2回も同じ理由で飛び出していった時に,一度,ばかばかしくなって愛想を尽かして見るのを止めた。冬アニメがみんな終わった頃に気を取り直して作業用に流して何となく残りを消化。まぁ面白くないと言うほどではなかった。黒田さんが某雪ノ下雪乃さんと雰囲気と容姿が似すぎていたので,頭の中でちゃんと黒田さんとしてイメージできなくて困った。幼なじみの女の子の立ち位置とか,良く言えば伝統を踏襲した,悪く言えばありがちすぎる感じ。
- Dimension W :2016年冬アニメ。コミックからのアニメ化。冬アニメは豊作だったが,楽しみだった1つ。X・Y・Zに続く第4の次元軸=Wから無尽蔵のエネルギーを取り出すことに成功しエネルギー問題が解決された未来で起こる,Wのエネルギーを巡る事件の数々が,不正エネルギーを回収するキョーマと,Wからのエネルギー回収システムを築いた百合崎博士によって作られたアンドロイド,ミラの視点で描かれる。オープニングもエンディングもよかった。ミラちゃんかわいいよミラちゃん。エンディングに出てくるミラちゃんの家が可愛くて素敵で住んでみたかった。
- 紅殻のパンドラ :2016年冬アニメ。原案は士郎正宗で,攻殻機動隊と同じ世界観を持ち,当初は『攻殻機動隊 ARISE』と同一の世界を舞台に,ウザルやクラリオンたちは『攻殻機動隊 ARISE』の後にセナンクル島へ移住し,その数年後を舞台にした『GHOST URN』という設定だったらしい。諸事情で2作品は分断されてしまったらしいが,昔からの攻殻機動隊ファンだった私には馴染みの技術が違う形で出てきたりで楽しかった。クラリオンが可愛すぎる。パンドーラ・デバイスが便利すぎる。魔法少女って光学迷彩だったの?
- 無彩限のファントム・ワールド :2016年冬アニメ。京アニって最初つまらないことが多いので3話か4話くらいまで真面目に見てみたけれど,ちっとも次が気にならないし,わくわくしないし,キャラクターに魅力を感じないしでだんだん見るのが面倒になってしまって一時放置。しょこめざと同じく冬アニメが終わったあと作業用に流して消化。まぁこれよりつまらないアニメはいっぱいあるのでめちゃ悪いとも言いがたいのだが,今期豊作なアニメ枠の中では個人的に外れレッテルを貼るしかないかなって程度にはつまらなかった。
- 大家さんは思春期! :2016年冬アニメ。4コマ漫画のアニメ化で2分枠。ものすごい勢いで終わるので一時も目が離せない感じだった。短い間にオープニングもやって,これがなかなか素晴らしい出来。主人公のチエちゃんがマジ可愛くて毎回見るのが楽しみだった。原作読みたい候補。
- ポンコツクエスト〜魔王と派遣の魔物たち〜 :2016年冬アニメなのかどうかもよくわからない。5分枠の短いアニメだったのでたまたま見てみたら,めちゃ面白かった。かなりお気に入り。2013年からYouTubeで配信している短編Webアニメらしい。よくわからないけど,たぶん不定期にこれからも続くっぽいのでたまに気づいたら見てみようと思う。幸村誠がこの作品のファンで,『ヴィンランド・サガ』とのコラボ「PONKOTSULAND SAGA -ポンコツランド・サガ-」というのが作られているというので YouTubeで見てみたら,これもシュールですごく面白かった。
- 灰と幻想のグリムガル :2016年冬アニメ。ラノベ原作。水彩画のような美しい絵に惹かれて見た。今期「このすば」と対をなす異世界モノで,「このすば」は明るくお気楽おちゃらけ担当,こちらは悲壮感ただよう真面目な人間ドラマ。どちらも素晴らしく,冬アニメの花形だった。登場人物は性格も含めよく描き分けられており,現実的な異世界で生き抜いていく厳しさもリアル。心の動きや人間関係の機微もよく描かれていて面白かった。特にランタとメリイは目が離せなかった。原作読みたい候補No.1。
- この素晴らしい世界に祝福を! :2016年冬アニメ。この表題からして「よくあるラノベ原作」感が漂っていたので当初は見るアニメから外されていたのだが,そこ☆あに | そこそこアニメを語るネットラジオの「2016年冬アニメ新番組青田買い」でやたら人気っぽかったし,既に見ていたグリムガルとセットで見ると面白そうだったので,急遽見ることに。面白いアニメというのは1話が始まった瞬間にわかるものだが,これがまさにそうで,毎回文句なく本当に面白くて楽しませてくれる番組だった。アクアのだめがみぶりは素晴らしいし,ダクネスは変態だけどいい奴すぎるし,めぐみんは保護してあげたい可愛さだし,だけど誰もカズマに惚れていない! 素晴らしい。エンディングがめちゃお気に入りだった。2015年夏のうまるちゃん,2015年秋のゆるゆりに続く癒やし枠だった。
- だがしかし :コミックからのアニメ化。アニメ化されるとか全く知らず,ずっとウィッシュリストに入っていたのがKindle化されたことに昨秋になって気づいて直前にコミックを買って4巻まで読んだところだった。ほたるさんって難しい役だと思うがイメージ崩れていなくて,アニメオリジナルも含みながらうまくまとまっていたと思う。気楽に楽しめる枠だった。登場人物が非常に少ないので楽(^^;。サヤちゃんが可愛い。ヨウさんはたぶん駄菓子屋的に本当に凄い人なんだろうな。私は親が厳しすぎてお小遣いで食べ物を買うことが許されていなかったので駄菓子なんて買ったこともないし思い入れもなかったので,ちょっと残念。で,ココノツ駄菓子屋継げばいいのに,暇そうだから店番しながら漫画描けそうじゃない?
- 昭和元禄落語心中 :話題っぽかったので,全話終了してからまとめて視聴。いや本当に凄かった。毎回息が止まるほどの迫力。次が気になってたまらない臨場感。落語に全く興味がなかった私でさえ置いてきぼりをくわずに引き込まれる細やかな配慮。物語が途中なだけに二期が決定しているのだが,凄く楽しみだ。原作も凄く読んでみたい。次に引っ越す地域で見られなかったらショックで泣きそう。落語までできる声優さんのスキルにも感動だった。助六ってトグサ君なの? 与太郎ってダルなのっ><? 何度でも見たい。できればBlu-rayで見たいし,原作も読みたい。昨今の傾向など全く意に介さないオープニングとエンディングも素晴らしかった。