2014年秋アニメ。録画したものの見ていないアニメのタイトルをつらつら眺めていて、何となくSFっぽいかな？という気がして前知識皆無で12話一気に見た。如何にもエロゲ臭が漂っているとは思ったのだが、案の定原作はそのようで。でもエロゲ侮るなかれ。高校2年の授業でシュレーディンガーの猫が出てくるなど布石もあって「お？」と思わされたのだが、登場人物全員が理系へ進むあたりから面白くなってきた。世の中だいたい文系主流なので理系の物語は嬉しい。…という個人的感情はともかく、シュタゲを彷彿とさせる命を救うためのタイムリープ＆タイムループものだった。二番煎じとか言われてないの？…と思ったら「劣化シュタゲ」という異名が(^^;。
面白くはあったのだが、愛理が最後まであんまりなのでは？って気がした。佳織は彼女にとって掛け替えのない何よりも大切な存在だったとしても、やっぱりあんまりなのでは。ゆいも、最終話のタイトルが「君のいる未来」だったので、いつか救われるのかもしれないけれどあまりにも悲しい。結局奏は誰を選んだのよ。何がしたかったのよ。エゴで世界を巻き込んだだけ？という不満が残ったのだった。あと、ゆいのバッジがしっかり形を残して残ったのは理論的に問題ないの？
凪沙先輩は不思議と好きだった。花梨ちゃんはアニメオリジナルキャラらしいけど、だんだん出番が増えて印象的な子だった。しかし恋愛ってめんどくさいね（身も蓋もない）。
