2015-05-23 怪我をした椋鳥 日常 大勢の人がそぞろ歩く薔薇の咲く旧古河庭園。 雪見灯籠の下に飛べなくなった椋鳥が一羽、彫像のように休んでいた。時折首を動かしながら。でも誰も気づかないのね。みんな通り過ぎていく。悲しくて凄く気になったけれど、何ができるわけもなく。どうしたかな、この子。飛べなくなった鳥は死ぬしかないのが世の掟なのだ…。