六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

ユリ熊嵐 / さよなら。また来世で

 ユリ熊嵐、1話だけ見てほったらかしだったので、改めて1話から通して見た。回を追うごとに重く重く重くなって、毎回終わるたびにはぁはぁぜーぜーという感じで疲れ果てた。キャラクターデザインが本当に素晴らしくて、せめてその可愛いキャラクターデザインがなければやってられなくなりそうな重さ。テーマはイジメ? 人間が存在する限り続くイジメ。人間がというより女性が? 女の子の世界というのは実に陰湿で透明を強要され馴染めなかったら排除される。たぶん大人の女性の世界も多かれ少なかれそうなんじゃないか? 私は小学生の頃から女性のグループ行動が苦手で、女性同士の間にあるわけのわからない同胞意識が苦手で、単独行動ばかりとっていたため、小学校6年生のとき正に「排除の儀」で「悪」認定され、毎日死ぬ思いで学校へ通った経験がある。ほんとこのアニメとそっくりだった。残念ながら私には銀子いなかったけど。どこにでもあり、いつまでも続いていく永遠のバッドエンドの物語だ。私には透明になる素質がないから、一生忘れられないアニメになりそう。
 しかし、『SHIROBAKO』を見た直後だけに「EPISODE 8.5」にはあうーという感じだったのだが、その上をいく?「最終回直前! おさらいスペシャル!」には何と言ってよいものやら。スペシャルなのか…。
 
 ボンジュール鈴木さんのオープニングが昨今見た色々なアニメの中でも秀逸だった。歌も良かったし官能的なアニメーションもよかった。iTunes Store でオープニングの《あの森で待ってる》が入ったアルバム『さよなら。また来世で』を先行販売していたので買ってしまった。なかなか素敵なアルバムで繰り返し聞いている。

さよなら。また来世で

さよなら。また来世で

 
《さよなら。また来世で》 このタイトルいいな。
 
★☆☆