六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

2015年1月の読書メーター

2015年1月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1447ページ
ナイス数:36ナイス

薄紅天女 上 (徳間文庫)薄紅天女 上 (徳間文庫)感想
 『空色勾玉』『白鳥異伝』から更に時代が下り、長岡京時代。武蔵国から物語は始まる。大王の血を引くと言われる竹芝一族当主の孫と息子で同年の阿高と藤太。蝦夷の巫女の血を引く阿高が蝦夷にさらわれ、藤太が北へ追っていき阿高と再会し、怨霊で荒れる都へ向かう決意をするまで。  輝の血を引く大王が地上に害を為すこと以外、前二作との関係はまだよくわからない。薄紅天女に相当すると思われる女性もまだ現れない。主人公が男の子というところが今までと異なっている。4人の男の子の冒険ということで、ちょっと『指輪物語』を思い出した。
読了日:1月29日 著者:荻原規子

白鳥異伝 下 (徳間文庫)白鳥異伝 下 (徳間文庫)感想
岩姫の誕生から。小碓を追って伊津母へ戻り、そこから遠子と菅流の二人旅となってまほろばを目指す。七掬との再会。蛇神が守る暗:くろの勾玉と加解姫。大王が持つ明姫の勾玉。七掬の故郷である日高見(東北地方)における蛇の剣との最後の戦い。
読了日:1月21日 著者:荻原規子

白鳥異伝 上 (徳間文庫)白鳥異伝 上 (徳間文庫)感想
水の乙女と風の若子の時代から遙か時を経て、彼らが伝説となった時代の勾玉の一族である橘の家に起こった物語。立場なの家に生まれた遠子と、その家で育った捨て子の小倶那の物語。勾玉を受け継ぐ一族は豊葦原に散らばっており、それらを集めて邪悪な剣と対決しなければならない。芯が通って真っ直ぐな遠子は非常に魅力的なヒロインで、くよくよするくらいなら前を見て進むことを選ぶ様子は、『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラを思い出させた。
読了日:1月15日 著者:荻原規子

冴えない彼女の育てかた 2 (富士見ファンタジア文庫)冴えない彼女の育てかた 2 (富士見ファンタジア文庫)感想
ゲームの制作が決まって一応サークル活動的になったり、詩羽先輩のプロットのことで険悪になって仲直りしたり、加藤とショッピングモールに行ってちょっと良い感じだったのがぶちこわしだったり。
読了日:1月2日 著者:丸戸史明

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