ログ・ホライズン（1〜7）

　6巻『夜明けの迷い子』及び7巻『供贄の黄金』が，まだアニメ化されていない物語。
　沢山の登場人物がキッチリとした個性を放っていて，物語は複雑で，読み応えがある。色々な人物の視点から同じ場面を読む機会があるのも面白い。嫌いだなと思った人物の意外な側面を知ったり，或いは理解しにくいなと思った場面が別の視点から解きほぐされたりするのは痛快だ。
　シロエは面倒な性格だなと思う*1。内向的で何でも独りで抱え込む。直継のようないい奴が近くにいないと大変だなと*2。でもシロエのような面倒な人は嫌いじゃない。というか，シロエの面倒さは私の好みだし長所に見える。ミノリは苦手だった。有能で良い子だと思うけれど，本能的に苦手。だからいつもアカツキを応援しながら読んでいた。6巻はアカツキの物語で特にお気に入りだったかも。続きが出たら読むと思うし，秋からのアニメも楽しみ。

ログ・ホライズン (1) 異世界のはじまり

ログ・ホライズン (2) キャメロットの騎士たち

ログ・ホライズン (3)ゲームの終わり(上)

ログ・ホライズン (4) ゲームの終わり (下)

ログ・ホライズン (5) アキバの街の日曜日

ログ・ホライズン (6) 夜明けの迷い子

ログ・ホライズン (7) 供贄の黄金 【ドラマCD付特装版】

*1:ちょっと私に似ているから余計そう思う

*2:シロエには直継がいて羨ましい