3・4巻は面白かったけれど冗長すぎて飽食ぎみという感じで続きを読みたいという気分にならなかったのだが、5巻は4巻と共に先に買っていたので読むことに。ところが、このシリーズで最高に面白いのはファントム・バレットなのではないかと思う出来。思わず1巻を読んだ時のように一気に読み終わってしまった。キリトは相変わらず無茶苦茶強いがもうキリトなんだし仕方がないよね当然だよね。新キャラクターのシノンも先がどうなっていくのか知りたい魅力があって、6巻に読み進むのが楽しみだ。
ソードアート・オンライン〈5〉ファントム・バレット (電撃文庫)
- 作者: 川原礫,abec
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/08/10
- メディア: 文庫
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正に手に汗握る分厚い1冊だったが、あっという間に読み通させてしまう迫力と文筆があった。物語自体はきっちりと結末を迎えながらも、SAOが生み出した問題は決して終わったものでも過去のものでもなく今も存在していることが認識され、詩乃という少女は新しい希望ある世界を迎える。細かく納得できないことはあるのだが楽しければOK。4巻が終わった時点ではちょっとどうかなとも思ったのだったが,5巻6巻を呼んでこの先もソードアート・オンラインは危なげなく楽しめるのだろうなと思わされた。しかし舞台が近所過ぎる。エギルのお店も詩乃のアパートも度々前を通っていそうだ(^^;。
ソードアート・オンライン (6) ファントム・バレット (電撃文庫)
- 作者: 川原礫,abec
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/12/10
- メディア: 文庫
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