2010-02-26 春またひとつ 雑 春の嵐が吹き荒れる。 冬の名残を吹き飛ばすように吹き荒れる。あぁまた一つ。 新しい土地の季節を知ることになる。そしてまた一つ。 今まで暮らした土地の知らない季節が増えてゆく。年々歳々花相似たり。 歳々年々人同じからず。私がいなくなったあの場所で, 花は同じように咲くだろう。私がいなくなったあの場所で, 鳥は同じように囀るだろう。それはきっと嬉しいこと。 それはきっと嬉しいこと。