六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

訃報:J.D.サリンジャー氏 (91)

"One of the great American novelist J.D.Salinger died" と,BBC World でも大きく報道されています。私は「ついに…」と思いました。
サリンジャーといえば『ライ麦畑でつかまえて』(The Catcher in the Rye)なわけですが,数年前に村上春樹新訳の『キャッチャー・イン・ザ・ライ』が話題になった頃から再読したいと思っていたことを思い出しました。高校一年生の頃に一度読んだことがあるのですが,私には面白さが全く理解できず,つまらなくて退屈で最後まで読み通すのが非常に大変だったことが印象に残ってる本です。思春期など遠い昔の思い出すことも難しい時代になった今,再び読んだら何と感じるだろうかと,少々興味を惹かれるもので。その場合,昔と同じ野崎孝訳で読むべきなのか,新訳で読んでみるべきなのかと迷っているうちに忘れていました。
よく考えたら英語で読むという選択肢がありましたね。迂闊でした。これが一番かも? でも,この本って原文通りなのでしょうか。優しく書き直した英語読んでもつまらないし。