六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

水槽

どうにもならない事情で熱帯魚の水槽を畳むことになりました。飼育を始めたのは1999年10月だったので,丁度10年間。最初の頃はお魚を1年間生かすのも難しかったのに,最近は水質が安定しているのかみんなあり得ないほど長生きです。水槽を畳むことを決心した3年前から1匹も増やしていないのに,とうとう生きたままお魚とお別れせざるを得なくなりました。明日,新しい里親になっていただく福岡の友人宅へ連れて行きます。こんな老魚なのに熱帯魚ショップに持ち込んで引き取ってもらうしかないのだろうかと心を痛めていたので,友人に引き取ってもらえることになって本当に良かった。感謝感謝です。みんな,今までありがとう。


ファイヤーテトラ(2002年08月24日購入)
 体長1.5cmほどの小さなお魚なのに,こんなに長生きするとは! 5匹買って,他の4匹はとうの昔に星になっています。


オトシンクルス(2005-06-26購入)
 地味だけど,本当に可愛いお魚です。鱗が無いのであまり丈夫ではなく,普通は1年そこそこで死んでしまうらしいのですが…。


サイアミーズ・フライイング・フォックス(2005年7月23日購入)
 鯉の仲間で,草食性。黒いヒゲヒゲの最悪な苔を食べてくれる唯一の熱帯魚と勧められて購入しましたが,大きくなってびっくり。体長10cmくらいあります。でも,本当にこの子達が来てから,あの最低最悪のしつこい苔が無くなりました。鯉なのでよく飛び跳ねます。配色は地味だけど,陽気な奴らです。3匹一緒に買ったのに,1匹は知らない間に水槽から飛び出して死んでしまいました。飛び出したときオカメインコがギャーギャー言って教えてくれたのに,私は「また我が儘言って騒いで!」と尋常ではない調子でなき叫ぶオカメインコを無視。あとから見に行くと,オカメインコの目の前に力尽きたサイアミーズが転がっていて後悔したものです。


お魚の餌や水草の肥料,薬など。鱗のないオトシンクルスは食塩系の薬を使うと死んでしまうので,白点病治療薬「ヒコサン」は重宝しました。プレコの餌は,オトシンやサイアミーズなど草食の熱帯魚のバランス栄養食です。


この家は夏がとても暑いので,夏の間は水温を下げるため,水槽の上部にPCパーツで作ったファンをつけて,冷やしていました。硝子の蓋をすると水温が上がるし,蓋を外すとサイアミーズが飛び出して死ぬので,オクラが入っていたネットを水槽上部に張り巡らせて,暑さ対策&飛び出し対策をしていました。


60cm水槽の全体像。最後,二酸化炭素が無くなったままだったりしてイマイチ調子が悪く,残念でした。