六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

鉄道の旅

このところ,CS旅チャンネルで毎晩20時から放映している「Railway Story」という番組を楽しみにしている。
昨日は,カルカッタ*1からニューデリーまでのインドの旅だった。カルカッタからヴァラナシまで私も鉄道を使ったので,懐かしいこと! 鉄条の窓も,チャイも,頭の上にバナナを乗せた物売りも,牛だらけの街も。
カルカッタから乗った列車は寝台特急だったが,夜のカルカッタ駅,強烈に印象に残っている。そこいら中寝ている人だらけで,気をつけて歩かないと,寝ている人を踏みつけることなんか簡単という感じ。雑多でお世辞にも清潔とは言い難く,ホームへ出ても何故か人でいっぱい。カメラを3台も持参していたのに,入れていたフィルムはISO50〜400。まさか三脚を立てる状況でもなかったし,暗い駅の写真を撮るのは不可能で,その様子が頭の中にしか残っていないのがとても残念だ。今のようにデジカメを持っていたら,撮りまくったのに。
インドといえば,エアインディアのオーバーブッキングのせいでツアーから取り残され,ニューデリーで日ごとに大きくなる月を見上げながら「いつになったら日本に帰れるの?」と一人で不安な二日間を送ってへとへとになったことが思い出されるが,既に喉元過ぎて熱さも忘れた。毎日朝から美味しいカレー三昧だったし,珍しいものだらけだったし,また行ってもいいかも。確かにツアーの半分以上の人が最後は体調不調になっていたけど,私はきっと次回も平気だろう。

鉄道といえば,できればヨーロッパでも乗ってみたい。3年前にバスで移動したブダペスト→ウィーン→プラハを今度は鉄道で,と思うが,実際にやろうとすると,荷物が大きくて大変なんだろうな。とりあえずの目標は,ウィーン→リンツザルツブルク

あぁ,旅に出たい!

*1:"カルカッタ"と書こうとすると,ATOKに"地名変更「→コルカタ」"とうるさく言われる。2001年から正式に"コルカタ"らしい。でも私が行った時はカルカッタだったので,気分がカルカッタだと言う。コルカタとは書けない。